車載用電流センサの世界市場に関する調査結果2012.PDFVIP

2012 年 6 月 1 日 車載用電流センサの世界市場に関する調査結果 2012 -燃費向上をキーワードにパワーマネジメントの重要性が増すと共に、電流センサの需要が拡大- 【調査要綱】 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて車載用電流センサの世界市場に関する調査を実施した。 1．調査期間：2011 年 10 月～2012 年 4 月 2．調査対象：車載用電流センサメーカ、車両システムメーカ 3．調査方法：当社専門研究員による直接面談、電話・e-mail によるヒアリング、ならびに文献調査併用 ＜車載用電流センサとは＞ 本調査においては、ワールドワイド市場のすべての乗用車および車両重量 3.5t 以下の商用車に搭載されうる電流 センサを対象としている。用途としては、補機バッテリモニタリング用、次世代自動車〔=xEV、ハイブリッド車（HEV）・ プラグインハイブリッド車（PHEV）・電気自動車（EV）を指す〕に搭載されるバッテリモニタリング用、モータ制御用、車 載充電器用の 4 つの用途の電流センサを対象とする。 【調査結果サマリー】 2011 年の車載用電流センサ世界市場は 204 億円。燃費改善技術の搭載や xEV （次世代自動 車）の普及を背景に成長が続く。2020 年には 548 億円（2011 年比 2.7 倍）に達する 2011 年の車載用電流センサ世界市場は、メーカ出荷ベースで約 2,471 万個、204 億円であった。自動車 開発では燃費向上を目的とした電動化や電子制御化が大きなトレンドとなっており、電流センサを適用し たパワーマネジメントの重要性が増大している。2020 年の車載用電流センサ市場は、9,830 万個（2011 年 比 4.0 倍）、548 億円（同 2.7 倍）に達すると予測する。 車載用電流センサ世界市場の 2011 年から 2020 年までの年平均成長率は、xEV 関連が23.4％ 増、補機バッテリモニタリング用も 9.8％増と高成長 用途別にみると、xEV （次世代自動車）市場の拡大を要因に、xEV 関連（バッテリモニタリング、モータ制 御、車載充電器）の電流センサ世界市場は、メーカ出荷金額ベースで毎年約 20％以上の高成長となる。 xEV 関連を合算すると、2011 年の市場規模は 17 億円であるが 2020 年には 6.6 倍となる 116 億円に達 する。一方の補機バッテリモニタリング用は 2011 年 186 億円であるが、2020 年には 2.3 倍の 432 億円に 達する。 ◆ 資料体裁 資料名：「電流センサ市場の必威体育精装版動向と将来展望 2012」 発刊日：2012 年 5 月 8 日 体 裁：A4 判 142 頁 定 価：136,500 円（本体価格 130,000 円 消費税等 6,500 円） 株式会社 矢野経済研究所 所在地：東京都中野区本町2-46-2 代表取締役社長：水越 孝 設 立：1958年3月 年間レポート発刊：約250タイトル URL: http://www.yano.co.jp/ 本件に関するお問合せ先（当社 HP からも承っております http://www.yano.co.jp/） ㈱矢野経済研究所