人间科学部心理学科-seinan.PDFVIP

人間科学部 心理学科 ディプロマ・ポリシー 1．卒業要件 以下の修得する能力を身に付け、専攻科目から80 単位以上、関連科目から 6 単位以上、 共通科目から38 単位以上、合計124 単位以上を修得し、本学学則に定める在学期間を満た す者へ学士（心理学）の学位を授与する。 2．修得する能力 （1）人間の生涯にわたる成長や特質、他者との関係について理解している。 （2）心理学の基礎的な手法である心理調査や分析技法に関する専門的知識と技能を習得 している。 （3）心理学の基礎的知識を身に付けている。 （4）対人関係の支援、円滑な人間関係の構築･維持、効果的な課題遂行のためのコミュニ ケーション能力を身に付けている。 （5）心理学的な視点から、グローバルな事象について考察する力を身に付けている。 （6）科学･文化･社会の大系の基本的意義を理解している。 （7）人間の心理過程や行動に関わるデータ分析技能やカウンセリング技能を習得し、現 実場面で実践できる。 （8）実社会において、他者を受容し共感する能力があり、倫理的な判断力を持って現場 の責任を担うことができる。 （9）人の行動や心理に関する現象の中から、解決すべき課題を自ら発見することができ、 それらに対する適切な仮説を生成することができる。 （10）データベースや図書館等を利用して必要な資料を収集することができ、また、その 内容を適切に解釈して活用することができる。 （11）課題解決を行うために、適切な目的を設定し、目的を達成するために、戦略的に主 体的に行動できる。 （12）知識と外国語を利用して実践できる。 3．卒業後の進路 心理学の学びを活かした卸･小売、金融、製造業、建設業、サービス業等幅広い業界や公 務員としての就職、大学院進学（臨床心理士の資格取得）等が期待される。 カリキュラム・ポリシー 1．体系（構成） （1）心理学科の授業科目は、専攻科目･関連科目･共通科目から構成されている。 ①専攻科目では、専門分野を深く学ぶ。 ②関連科目では、専門分野の視野を広げるために、専門分野に関連した科目を学 ぶ。 ③共通科目では、幅広く深い教養及び総合的な判断力を培い、豊かな人間性を育 てるために、キリスト教学、人文科学、社会科学、自然科学、スポーツ科学及び 外国語を学ぶ。 2．特色 （1）基礎から専門への移行するバランスのとれたカリキュラム構成により、演習･論文に 関する科目、社会調査や分析技法に関する専門的知識科目、専門科目のそれぞれが、 1 年次より順次基礎から開講され、学年があがるに従って、より高度な内容が学べる ように、カリキュラムが組まれている。 （2）幅広くバランスのとれたカリキュラム構成により、キリスト教の全人教育を基礎に して、心理学を中心に自然科学、人文科学、社会科学、スポーツ科学、等を幅広く学 ぶ。 （3）グローバルな視点を取り入れたカリキュラム構成により、文化の違いによる心理学 的知見の違いや普遍的な人間性について学ぶことができる。 （4）多様な学生が自ら学修計画を立て、主体的な学びを実践できる、本人の実力を育て る教育を行う。 3．具体的な教育内容 〔演習･卒業論文に関する科目〕 1 年の演習では、大学で学ぶための基礎的スキルを獲得する。3 ・4 年の演習では、履修し た様々な心理学の科目から得た知識やスキルを用いて、研究を実施し、卒業研究としてまと める力を獲得する。 〔研究法に関する科目〕 人間の心理や行動を科学的に分析するためのデータ収集、分析法についての知識を獲得 する。 〔実験･実習に関する科目〕 調査、観察、実験、面接を用いて、人間の心理や行動を分析するデータ収集力やデータ分 析力を獲得する。 〔基礎専門に関する科目〕 心理学の多様な領域を概観し、心理学という学問の概念を獲得する。 〔認知領域科目〕 人間が、日々周りの世界を見たり聞いたり、それをもとに感じたり記憶したり考えたりす るしくみを理解する知識を獲得する。 〔教育･発達領域科目〕 人の精神や知能の発達や形成のプロセス、教育