業務効率化計画の具体的改善内容の例＞（①作業.docVIP

＜業務効率化計画（エネルギー効率向上計画）の具体的改善内容の例＞ 例えば以下のような取組みの例があります。 作業の改善 照明 倉庫エプロン（上屋入り口）の天井照明は明るい昼間は使わない 始業時間から点灯 晴天時の窓側照明を消灯（支障のない限り） 庫内作業エリアのみ点灯、他は消灯 屋外照明設備は、深夜は消灯又は減灯 空調 室内の温度の適正管理（夏は28℃、冬は20℃） 昼休みのシフトダウン（15分又は30分間、空調を止める、又は弱める） 始業時間の１５分後に空調機の電源を入れる 可能なときは窓を開けて外気を通し空調を止める 施設 寒い季節で晴れた日はブラインドを明けて陽射し（熱の入射）を取込む 退社時のブラインドの調整（夏：閉める、冬：開ける）（夏場早朝の太陽熱の室内への入射を防ぐ、冬場は早朝の太陽熱を室内へ取込む） 空調使用時は窓やドアの開け放しをしない 冷凍冷蔵 過冷却運転防止（必要温度以上に冷やし過ぎないように庫内温度確認及び温度調節をこまめにする） 冷凍庫、冷蔵庫、低温庫などの出入りはできるだけ速やかに行いで入り口の開放時間を短くする 出入り口のフロアヒーターは作業の無い夜間はオフにする フォークリフト他、 (エンジン式荷役機器) タイヤ空気圧の適正管理（または10％高めの設定） アイドリングストップの徹底 できるだけ一度に沢山の貨物を運ぶ フォークリフト、タイヤテナーなどのタイヤ空気圧を１０％高めに調整 タイヤテナー、フォークリフトの暖機運転は、夏場は５分以内、冬場は１０分以内とする トップリフターの運転中の空ふかしをしない ヤード内のトラック移送は最短距離にする エレベーター できるだけ一度に沢山の貨物を乗せて利用（使用回数をできるだけ減らす） 人だけの（貨物を乗せない）昇降利用はしない エレベーターの利用制限（３階程度は階段で）（２アップ?３ダウンの推奨） エレベーターの間引き運転（利用頻度の少ない時間帯は使用禁止にして電源を切る＝待機電力の削減） 貨物取扱 貨物の適正配置（フォークリフトの効率的移動） フォークリフトが迂回走行せざるをえないような貨物の通路保管をしない ハイ積み替えを頻繁に必要とするような保管をしない（ロケーション管理を確実にする） リーファーコンテナのコンデンサーに霧状の水を散水することにより、熱交換効率を向上させ省エネを図る。（ON-OFF運転のみ、冷凍設定のコンテナが対象） コンテナヤードでのコンテナの配置保管を適正化し、できるだけ保管中の移動を少なく管理する。(同一コンテナの保管場所移動回数を２回以内に抑える)（ロケーション管理の確実化）（トラック、テナーの効率的移動） ＯＡ機器 昼休みはコピー機及びプリンターの電源オフを徹底（ただし、各部１台のコピー機は除く） 退社時、不使用時は機器類の電源コンセントを抜いて待機電流（電気）の消費を押さえる ミスコピーの防止対策として、コピー機使用後のリセットを徹底 その他 計画的な業務遂行による夜間残業の削減 クールビズの徹底（ノーネクタイ?ノー上着、冷房温度を高めに） ウォームビズの徹底（シャツ、セーターなど厚着、暖房温度を低めに） ノー残業デーの実施 施設、設備、機器の改善 照明 照度の測定、確認で適正照度の管理（不必要な照明器具は取り外す、ダミー電球の導入） 複数照明機器のスイッチ回路分割（必要区画の選択照明） 省エネ型インバーター照明器具に代替、省エネ型安定器の導入 蛍光灯照明器具にプルスイッチ（ひもスイッチ）を導入し部分消灯／点灯を可能にする トイレなどの自動点消灯設備や人感センサースウィッチなどを導入 空調 扇風機を併用しエアコンの空調効率を上げる（夏季、冬季ともに） 空調能力の見直しと機器稼働台数の見直しで不必要な空調機の電源を停止（待機電力の削減） 可能な季節や時期はエアコンを換気扇に切り替える（換気扇を整備） 空気調和設備のインバーター制御の採用による消費電力量の削減 空調機の外気取り入れ量調整、必要十分な量とするため、必要に応じて外気取り入れダンパー、ダクトの設置 フォークリフト 燃料系フォークリフトから電気系フォークリフトへ代替 走行抵抗の少ないＵラグタイヤへの取替え エネルギー回生機能の導入、回生機能つきフォークリフトへの代替 車体表面に断熱用ウレタンを貼り付け入出庫作業時の熱の移動を削減 エレベーター 停止階数を４階以上に設定 インバーター制御の導入 室内照明を省エネタイプに交換、またはワット数の少ないものに交換 室内換気扇を作動させないようセットする 冷凍冷蔵 冷却設備機器の過大容量見直しによる運転の効率化、機器の統廃合 冷凍機冷水出口温度の季節ごとの変更調整 夏場は室外機に日よけをかける 温度自動膨張弁を電子膨張弁に交換