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株）松山アドバンス Ｖｉｓｕａｌ　Ｂａｓｉｃ６　対応 DLLDSP-FFT ＦＦＴ，逆ＦＦＴ変換ＤＬＬ 使用説明書 本ソフトウエア使用上のご注意 ▽ 本ソフトウエアおよびマニュアルの一部または全部を無断で使用、複製することはできま せん。 ▽ 本製品は改良のために予告なく変更することがありますが、ユーザーカードのご返送をい ただいた方にはご案内をいたします。 ▽ 本製品の内容には万全を期しておりますが、万一ご不審な点がございましたら、弊社まで ご連絡ください。 ▽ 本ソフトウエアを使用した直接、間接の結果に関して、上記点にかかわらず責任を負い かねますのでご了承ください。 ▽ 本ソフトウエアはコンピュータ１台につき１セット購入が原則となっています。 バーションアップ?保守?サポート ▽　機能強化 ?改良等のため適時バージョンが変わります。添付のはがきで登録された ユーザに対しては当社が直接、優待価格にてバージョンアップに応じます。 ▽　お手持ちのシステムで不具合が生じたときはシステム構成や具体的操作と結果を御 報告いただければ、調査 ?対処させていただきます。 （株）松山アドバンス TEL 089-957-2243 FAX 089-958-2143 support@labnet.co.jp 2 目次 １．まえがき ----- ４ ２．セットアップ ----- ４ ３．ＦＦＴ変換 ----- ５ ４．逆ＦＦＴ変換 ----- ６ ５．サンプルプログラム ----- ７ 3 １．まえがき 本ＤＬＬにより、Ｖｉｓｕａｌ　Ｂａｓｉｃから、簡単にＦＦＴ、及び逆ＦＦＴ 変換が実現できます。この２つの関数は、ＤＬＬ形式になっており、ユーザＢａ ｓｉｃプログラムから簡単に呼び出せます。ユーザ希望の各種波形に対してのＦ ＦＴ変換、およびこの結果に対しての逆ＦＦＴ変換ができます。 また実際にＦＦＴ，および逆ＦＦＴを行うサンプルプログラムも添付されている のでご参考にください。 ２．セットアップ セットアップは簡単です。添付ＦＤ　ＤＬＬの内に以下の２つのファイルが含ま れています。 ＤＳＰＩＦＦＴ．ＤＬＬ ：ＦＦＴ、逆ＦＦＴ変換が含まれているＤＬＬ 関数本体 ＤｅｆＦＦＴ．ＢＡＳ ：ユーザＢａｓｉｃプロジェクトに組み込まれて 使用されるＤＬＬ関数の宣言 まず、ＤＳＰＩＦＦＴ．ＤＬＬをＷｉｎｄｏｗｓのシステムディレクトリ、 または実行されるフォルダにコピーします。 Ｗｉｎｄｏｗｓ９８、ＭＥ ＞Ｃ：￥Ｗｉｎｄｏｗｓ￥ｓｙｓｔｅｍ ＮＴ，Ｗｉｎｄｏｗｓ２０００　＞Ｃ：￥ＷＩＮＮＴ￥ｓｙｓｔｅｍ 次にユーザのＢａｓｉｃプロジェクトがある、フォルダにＤｅｆＦＦＴ．ＢＡＳ をコピーします。コピー後、Ｖｉｓｕａｌ　Ｂａｓｉｃのメニュー＜プロジェク ト＞の標準モジュールの追加で、このコピーされたモジュールをユーザのプログ ラムに追加します。 以上で、ＦＦＴ、逆ＦＦＴ関数が、ユーザで使用可能となります。これら関数の 呼び出しは、以下の関数説明を参照下さい。 4 ３． 変換 FFT Function Nfft ByRef ArrayReal As Double, ByRef ArrayImgn As Double, ByVal ArgCnt As Long As Long 引数 ArrayReal ：入力データの実部を保持するDouble 配列 ArrayImgn ：入力データの虚部を保持するDouble 配列 ArgCnt ：配列の要素数 戻り値 変換が実行された要素数 説明 FFT 変換は、時間領域での信号表現を、周波数領域での信号表現に変換します。 関数 Nfft では、この順方向の FFT 変換を提供します。 引数 ArrayReal、ArrayImgn で与えられた入力データの順方向 FFT 変換を 求め、同じ配列 ArrayReal、ArrayImgn に格納します。入力データの虚部が 不要の場合は、 の要素全てに即値 を設定して引数として与え ArrayImgn 0 ます。 引数 ArgCnt で入力データの要素数を指定します。 引数 は、 の累乗でなければなりません。 ArgCnt 2 出力されるデータは、 要素番号 が、直流成分 1. 0 要素番号 ～ が、周波数成分 2. 1 ArgCnt / 2 - 1 3. 要素番号 ArgCnt / 2 が、ナイキスト成分 要素番号 ～ が、上記 の対称成分 4. ArgCnt / 2 + 1 ArgCnt - 1 2. となります。 関数の戻り値として、変換が実行された要素数が返されます。 例 Dim ArrayReal 255 as double,