砂置换法土密度试験JISA1214.PDF

砂置換法土密度試験　JISA1214 乾燥密度 湿潤密度 含水比 ■ 概 要 土の密度を求めるには、土の質量と体積の測定が必要ですが、原位置において土の体積を直接測定 することは困難な場合が多いため、土の体積をはかる方法として他の材料と置き換える方法が用い られます。 砂置換法土密度試験は、試験孔から掘り取った土の質量と、掘った試験孔に充填した砂の質量から 求めた体積を利用し、原位置の土の密度を求める試験です。 ■ 特 徴 ■ 原位置の土と砕石の密度を求めることができる。 ■ 試験を行うことのできる土の最大粒径は53mm以下。 ■ １ケ所につき3回の試験を行ない、平均値を求める。 ■ 試験器具の設置で孔壁が崩れるような場所では、試験を行えない。 お問い合わせ TEL : 042-373-2100 FAX : 042 -373 -1800 css@css24.jp www .css24.jp 〒206-0014 東京都多摩市乞田1251サークビル4 F ■ 砂置換法土密度試験 図-1　測定器とベースプレート ジャー 容量約4Ｌ ピクノメータートップ バルブガイド 漏斗 アタッチメント ベースプレート (１)　 ジャー 　 ジャーは、容量約 4L、高さ約 200ｍｍの透明プラスチック製瓶で、瓶の先端がアタッチメントに 　 接続できるように、おねじとなっているものとする。砂の密度を量るときのジャーの肩の部分に 　 空気間隙ができないようにジャーの肩を滑らかにする。 (２)　 アタッチメント 　 アタッチメントは、次のような部品が一体となった金属製のものとする。 (ａ)　 ピクノメータートップ 　 小さい漏斗状のもので、その上端部は、ジャーを接続できるようにめねじとなっており、下端部は 　 バルブガイドに固定されているものとする。 (ｂ)　 漏斗 　 下端の内径が 162ｍｍ、下端からバルブガイドまでの高さが 134ｍｍの寸法をもつもので、上端は 　 バルブガイドに固定されているものとする。 (ｃ)　 バルブガイド 　 ピクノメータートップと漏斗とを固定する部品で、直径 12.5ｍｍの孔口とバルブをもつものとする。 (３)　 ベースプレート 　 ベースプレートはΦ300 の皿型の形状で金属製板で、その中央に漏斗の内径に等しいあなを 　 もつものとする。 (４)　 ガラス板 　 ガラス板、厚さ 5ｍｍ、一辺約 200ｍｍの正方形のものとする。 (５)　 試験用砂 　 試験用砂は、JIS Z 8801 に規定する標準網ふるいの呼び寸法 2ｍｍを通過し、75цｍに残留する 　 粒径範囲のもので、水洗いして十分に乾燥した砂とする。 (６)　 はかり 　 はかりは、ひょう量 10kg、感量 5g のもの又はそれと同等以上の性能を有するものとする。 (７)　 含水比測定器具 　 含水比測定器具は、JIS A 1203 の 3 に規定するものとする。 www .css24.jp (８)　 試験孔掘削器具 試験孔掘削器具は、次のとおりと