农业资源经济学泛论解答例集.DOCVIP

農業資源経済学汎論用語集 ○効用関数 U = U(A, B) U:満足度 A,B: 財と、その量 予算制約 I = PaA + PbB I : 所得 Pa, Pb : A,B財の価格 A,B : A, B 財の量 財に対する総支出は所得以下でなければ、ならないという事。 効用の最適化 s.t. I =PaA + PbB, MaxU(A,B) 予算制約の上で、合理的な人間はその満足度を最大にするよう行動する。 無差別曲線マップ 無差別曲線は、消費者の選好の幾何学的表現で、同じ効用が得られる財の組み合わせを結んだ曲線。消費者行動の分析に用いられる。性質としては、 原点から遠いほど高い効用 無差別曲線は右下がりの曲線 原点に対して凸 限界効用 A財の量が１単位増えた時の、効用の変化量 限界効用逓減 財の量が増えてくと、限界効用が減る 限界代替率 -dB/dA A財の量を変化させた時、効用を一定にするために、変化させなければならないB財の量 需要の所得弾力性 需要の所得弾力性＝需要量の変化率／所得の変化率」で定義。 価格の変化率（％）に対する需要の変化率（％）が需要の価格弾力性と呼ばれるものである。ここから、所得の変化に対して、需要量がどのように変化するかが分かる。たとえば、食料品は価格弾力性が１より小さい。なぜなら、所得が変化しても食べる量はだいたい決まっているから、需要は大して増えないから。他方、エアコンは１より大きい。なぜなら、値下げすると需要はけっこう増えるから。 優等財 需要の所得弾力性が1以下なら、必需品 需要の所得弾力性が1以上なら、奢侈品 エンゲルの法則 需要の上昇に伴って、食料への支出の割合が低下する ここから、食料の需要の所得弾力性が１以下だと証明出来る。（計算略） Slutshky方程式 ある財の価格の変化に対する、同一の財、もしくは別の財の需要量の変化を求める方程式 代替効果と所得効果によって導かれる。 価格変化が起こると、同じ満足の水準で他の財との割合が変化（代替効果）、加えて相対的に所得の減少（所得効果） ○代替財と補完財 代替財とは、どちらか一方があれば効用が得られる財のこと。 たとえば、バターとマーガリンは互いに代替関係にあるので、代替財。 一方の代替財の価格が上昇すると、他方の代替財の価格が変わらなければその分需要は増えることになる。逆に一方の代替財の価格が下落すると、他方の代替財の価格が変わらなければその分需要は減ることになる。 補完財とは、互いに補完しあって効用を得る財のこと。 たとえば、バターとパンは互いに補完関係にあるので補完財。 補完財の関係にある場合には、一方の補完財の価格が上昇すると、他方の補完時の需要は同時に減ってしまう。逆に、一方の補完財の価格が下落すると、他方の補完財の需要は増えることになる。 ギッフェン財 価格が高くなると、需要が増える財。財が劣等財の時、その価格が上がると、代替効果で需要量が減るが、それ以上に所得効果で需要量が増える場合。例）パンの値段が上がると、貧しい物は余分の資金がなくなり、高価な肉が買えなくなる。そうすると、腹を満たすために、安いパンを今まで以上に買う事になる 農作物の価格の乱高下 作物の供給は天候等により左右されるので、不安定。そのため、供給量と均衡取引量には大きな誤差が生じる。また、需要の価格弾力性が低いため、需要曲線の急である。（実際に書いてみて欲しい）同じ供給量の誤差でも需要曲線の急の方が、価格に対して強い影響を与える。よって、価格は乱高下する。 豊作貧乏 作物が出来すぎても、利益が得られない場合がある。 dQだけ多く供給出来た時の損失=PQ-(P-dP)(Q+dQ)= dPQ(1 – (dQ/Q)/(dP/P))となるが、作物は必需品のため、需要の価格弾力性が１以下で、価格が変化しても望まれる供給量も大きくない事から、損失が生まれてしまう事がわかる。 ○クモの巣理論 クモの巣理論とは、①農家は前期の価格を前提に今期の供給量を決める。②その供給量をもとに今期の価格がきまる。という考え方。これを需要?供給曲線を描いたグラフで考えると、農産物価格?供給量の点の推移が渦巻状に動くということからこの名前がつけられた。供給曲線の傾きが急ならやがてこのサイクルは１点に収束。逆にゆるやかなら、このサイクルは不安定に推移し発散する。 例…ビーフサイクル あるとき牛肉の価格が高くなったとする →農家は高く売れると思いたくさん育てる →しかし、この時期の牛はどこの農家でもたくさん育てられるわけで、市場に出すころには価格は下がる（市場の原理） →すると農家は今作っても売れないと思いあまり育てなくなる →するとこの時期の牛はどこでもあまり育てられないわけで、市場に出るころ