藻场8千が全灭-Free-ThinkTank.PPTVIP

カキ養殖家畠山重篤（1943年生）。東京5輪頃から赤潮が発生、とうとう養殖カキが激減。仏ロワール河口の漁場で聞く;?よい漁場とは注ぐ川がよい、上流に広葉樹林がある?。広葉樹は大量の葉を落とし、早く腐植する。海のplanktonで最も不足する????酸鉄は針葉樹の10倍だ。１989年、「牡蠣の森を慕う会」が上流一関市室根町でひこばえの森を造り、カキを再生した。?日本中に教訓にしてほしい」 2011年、国連森林フォーラム（UNFF)、森林の育成や林業の発展に貢献した「フォレスト?ヒーローズ」に畠山重篤氏を選ぶ！ 震災で養殖いかだ70基を始め２億円分を流され、再建中の畠山氏、「ここは天国と地獄が共存している、でもこの海を愛す、海の復元力はすごい?。復興には?岸壁や防潮堤の話ばかりだが、森に目をむけよ、家も数戸ずつ地形に合わせて立て切り開くな、高い防潮提で海と切り離すな、うまく付き合うべき? 植樹開始1989年、牡蠣?ホタテ養殖は著増?TACを97年開始国際協調減船-20%、内半数を気仙沼 水産資源；○世界。1980年代末から7000万t台で生産停滞(中国を除く)。資源乱獲(Commonsの悲劇)を防ぐため、1994発効国連海洋条約で排他的経済水域EEZ(200海里)設定、各海域で漁獲総量管理（TAC;total allowable catch)を実施、だが資源は減少中。○北西太平洋海域でも1990年代に停滞、2200万t台。日本は80年代央に????1200万台、以後急落し、2005年572万t。中国が急増し、過半のshare。2000年から日中韓で暫定共同水域の割当方式を実施、だが実効管理できず。 日本の漁場別漁獲量　遠洋、沖合は1990年代から急減、沿海?養殖が過半となる。沖合保全?沿海重視へ 黒潮に乗る暖水浮魚 マイワシは70中葉から急増、大半を占めたが、90年代に急減、原因は不明とか?*マイワシの漁獲はそれまでの太宗サバに代って養殖飼料用に急増し全体の8割に至り、乱獲のため資源が急減した。これは上の大型種の急減を招く。他方で、捕獲圧の減った小形魚の他種は増加している。 ＊生態系全体の資源管理の中で個々の魚種管理を位置付けねばならない。 1964~97年 ◎日本の水産物自給率。 ①資源問題の浮上と共に、1970年から排他経済域EEZが急速に広がる(日1977)。 ②円高、元安。1971円切上、86-87倍増、95年円高80円のため輸入急増。他方、中国元の1991-4年の元切下55%により著減、2006元上昇で微増。◎貿易政策上、外部性の大きな一次産品と工業品とを区別すべき 比較優位論に立つ自由貿易論?生態産業適用批判英穀物論争。D. Ricardo model；二国?二財、生産物単位当費用① 英 Portgal　　　　　　 ② 英　Por　　英は両部門絶対優位だが工　５　10　→貿易　　　　　工　３　10　　自由貿易は為替???を,英農　５　10　　起らず　　 農　4　10　　 が工に、Poが農に特化させ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 両国共に有利にさせる批判；(1)後発国工業化を阻害＝幼稚産業保護論→先発国の工業化は1970年代に完了、新興NICSは外資受入?輸出主導による開発方式を採り、自由貿易を受容(2)生態産業に妥当しない。∵①技術的連関性?市場外部性(治山治水等、気候?環境?景観、Infraと連関)、②価格調整難；短期不安定、供給調整は長期を要す、 ③安全(品質)?安心(食安保)。(④生産要素(~資本)の土地?海は空間を移動できない)(3)今後の資源?食糧?環境問題の打開、戦略産業化へ対応する。貿易自由化の制度変遷；GATT1995→OECD64→WTO95→FTA→FTA?AP(TTP)◎提案；東北復興の柱を生態産業の復活に! 沿海?養殖化が進む！ぎんざけ養殖：昭和５１年宮城県で初成功、国内産の約９割。稚魚は山間部の清流で育ち、体重２００gで秋、海のイケスに移して養殖。翌年初夏に２－３kgに成長、脂がのり、刺身、ムニエル、マリネなどに 越前クラゲの来襲 前は数年に一度だったが?2002年からは毎年、日本海沿岸に押し寄せる。魚が減った所でクラゲが増えるのは世界的、地中海では観光の障害までなった。過去2世紀のデータではクラゲは12年周期で大発生して５年後正常数に戻る。魚類など脊椎動物が減少すると、????等の無脊椎動物が増加する。天敵のマグロやサメ、カメが減ると被食が減り、小魚やプランクトンなどの餌にありつけるから(食物連鎖の?????波動)。 論点；①漁場の管理方(沖合)?②漁業環境の基盤整備；何を、どう進めるか？