英語教育強化地域拠点事業公募要領.pdfVIP

平 成 ２ ６ 年 ２ 月 ５ 日 初 等 中 等 教 育 局 長 決 定 平成 ２７年 １月 １６日改正 英語教育強化地域拠点事業公募要領 １．事業名 英語教育強化地域拠点事業 ２．事業の趣 旨 文部科学省は、小学校における英語教育の適切な開始年次や授業時数の在 り方、小学 校から中学校及び中学校から高等学校への円滑な移行のための方策、中学校 ・高等学校 における英語教育の目標 ・内容の高度化を図る等、小学校、中学校、高等学校及び中等 教育学校における英語教育に関する教育課程等の改善に資する実証的資料を得るため、 特定の地域を 「英語教育強化地域拠点」 として指定 し、研究開発事業 （以下 「本事業」 とい う。）を実施する。 ３．事業の内容 （１）研究開発の目的 「今後の英語教育の改善 ・充実方策について （報告）」（平成 ２６年 ９月 ２６日英語 教育の在 り方に関する有識者会議）（以下 「有識者会議報告」とい う。）に基づき、小 学校において英語教育が早期に実施 された場合の教育課程の在 り方及び中学校 ・高等 学校への円滑な移行 と教育 目標 ・内容の高度化等、各学校段階を俯瞰 した系統性のあ る教育課程を研究開発する。 （２）研究テーマ 小学校段階における英語教育の早期化 ・教科化や授業時数の増、また、小学校にお ける教育課程の改善を踏まえた中学校 ・高等学校における英語教育の目標 ・内容の高 度化や指導及び評価の改善について強化地域拠点を指定 し、研究開発を実施する。強 化地域拠点においては、教育課程の編成を踏まえた以下の①～④の要件を必須 とし、 それぞれの有効性を検証する。 ① 小学校から高等学校までを通 じて達成を目指すべき教育 目標を、「英語を使って 何ができるようになるか」とい う観点から、4 技能に係る一貫 した具体的な指標 の形式 （CAN-DO 形式）で示すこと。 ② 小学校第 ３学年及び第 ４学年については活動型で週 １コマ以上実施。 ③ 小学校第 ５学年及び第 ６学年については教科型で当初は週 １コマ以上実施 した 上で、その後さらに時数を増やす。 ④ 教科型の英語教育を経た生徒が入学する中学校 ・高等学校における教育 目標 ・ 内容の高度化や、より着実な定着を実現するための教育課程の編成及び 「授業 は英語で行 うことを基本 とする」などの指導及び評価の改善。 ただし、上記③については、対象学年の児童が前年度に外国語活動を経ていない場 合は、外国語活動を実施 した上で、教科型の英語教育を実施するものとする。 （小学校 第 ４学年において外国語活動を経験 していない児童が第 ５学年に進級 した場合は、教 科型ではなく、外国語活動を第 ５学年で実施するものとする。第 ６学年においては、 第 ５学年での外国語活動の経験を踏まえ、教科型を実施する。） なお、小学校における英語教育の早期化 ・教科化や授業時数の増に関する、特に先 進的な研究開発を実施する場合は、上記①～④の要件以外の内容による研究を可能 と する。この場合については、以下に例示する取組を行い、その有効性や課題の検証を 実施することとする。 ・小学校中学年段階までに、活動型または教科型で週 １コマ以上実施。 ・小学校第 ５学年及び第 ６学年については教科型で週 ２コマ以上実施。 ・モジュール学習の活用を実施。なお、小学校第 ５学年及び第 ６学年において週 ２ コマ以上実施する際、モジュール学習を活用 した研究も行 う。 さらに、有識者会議報告における提言を踏まえ、例えば、以下に示す観点から研究 を行 う。 【小 ・中 ・高等学校に共通する事項】 ・小学校 ・中学校、中学校 ・高等学校の学びが円滑に行われるための取組を行 う。 【小学校】 ・文部科学省が作成 した補助教材を活用 しながら、小学校の新た