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日本アルコール関連問題学会ニュースレターNo.６ 2007年4月 発行 第29 回日本アルコール関連問題学会・高崎大会のご紹介 第29 回日本アルコール関連問題学会・高崎大会 大会長 竹村道夫 （赤城高原ホスピタル院長） 高崎大会オフィシャルサイト： http://aperto-g.jp/arukan29/ 第29 回日本アルコール関連問題学会は、平成19 年6 月 特別講演 （23 日午後）としては、Mayo Clinic College of 22 日 （金）、23 日 （土）の両日、群馬県高崎駅ビルのホテ Medicine 精神科名誉教授、丸田俊彦先生が、「アメリカの子 ルメトロポリタン高崎（東京駅から60 分）で開催されます。 犬は甘えるか？― 間主観性理論から見た物質使用障害の 日本アルコール関連問題学会学会員の職種は、精神科医、 治療 ―」と題して講演をされます。演者は現代精神分析の 内科医、産業医など医師のほか、保健師、臨床心理士、ソ 最高峰ともいえる間主観性理論の専門家ですが、物質使用 ーシャルワーカー、看護師などのコメディカル、さらに相 障害治療にも深い関心をよせています。なお、この講演は 談室やリハビリ施設のスタッフ、自助グループ関係者など 公開講演となっており、学会閉会後に行なわれ参加無料で 多彩です。高崎大会では、特に多職種の支援者の力を結集 す。 するという点を意識して、メインテーマを 「点と線、つな 分科会①では、今、臨床現場で何が起きているか－産業 ぎ広げる支援の輪」とし、専門家から、患者さんやご家族、 医および各科医師との連携－というテーマで、精神科医側 一般市民など全ての参加者が関心を持てるようなさまざま から2 名、内科医側から２名が話題提供をします。この分 なテーマのプログラムを用意しました。 科会①は、日本医師会認定産業医研修単位対象（生涯研修、 プログラム内容や時間割の詳細については、高崎大会オ 3 ポイント）になっています。 フィシャルサイトをご覧いただきたいと思いますが、概略 22 日のランチョンセミナーでは、「アルコール依存症の薬 は以下の通りです。記念講演は22 日午後、特別講演は23 物治療」と題して、国立病院機構久里浜アルコール症セン 日午後です。そのほか、特別企画・回復方法論（22 日午前）、 ター、精神科医長の宮川朋大先生が講演をされます。 ポスターセッション （22 日午後）、分科会 （23 日午前）、懇 23 日のランチョンセミナーでは、「アルコールと生活習慣 親会 （22 日夕）、ランチョンセミナー （22 日、23 日昼）な 病」のテーマで、慶應義塾大学名誉教授・三井住友海上き どが予定されています。 らめき生命健康管理センター所長の石井裕正先生が講演を 分科会 （23 日午前）としては、以下の７セッションが同 されます。 時並行で行なわれます。 ①今、臨床現場で何が起きてい 23 日午前には、分科会と並行して2 つの基礎講座があり るか－産業医および各科医師との連携－、②飲酒運転、③ ます。基礎講座１は、「アルコール依存症の家族システム」 未成年者のアルコール・薬物乱用問題、④在日外国人のア で、講師は遠藤嗜癖問題相談室室長の遠藤優子先生です。 ルコール関連問題への支援、⑤アルコール関連問題と生活 基礎講座2 は、「アルコール性臓器障害」で、講師は、利根 保護、⑥地域精神保健とアルコール問題、⑦アルコール関 中央病院 （群馬県）の内科医長、大塚敏之先生です。アル 連問題と家族。 コールによる肝障害、消化器系障害を初めとする数多くの なお、医師向けの情報として、高崎大会参加者には、日 臓器障害の解説がありま