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幼児期の子どもをもつ保護者の 学び合いの場づくり 北海道教育委員会 Ⅰ 「学び合いの場」とは １ 子育て家庭へのサポートを一層充実するために 家庭を取り巻く環境が変化する中、子育て家庭へのサポートを一層充実さ せる必要があります。 〇 三世代世帯の割合の低下 〇 ひとり親家庭の増加 〇 共働き世帯の増加 など 〇 都 市 化 〇 就業形態の変化 〇 児童虐待相談件数の増加 など 〇 保護者が祖父母から子育てについて学ぶ機会が少なくなってきてい ます。 〇 家庭生活を営むための経験や能力が不足しがちな家庭が増えていま す。 〇 自分の子どもをもつまで、赤ちゃんに接する機会をもったことのな い人が増えています。 ２ 子育て家庭をサポートするための新たな学びの場 子育て家庭をサポートするため、これまで、「保護者の学びの場」、「保護者の 相談の場」、「親子一緒に学ぶ場」など、様々な学びの場が提供されてきました。 保護者の学びの場 親子一緒に学ぶ場 〇家庭教育講演会 〇親子料理教室 〇子育てセミナーなど （作付・収穫～調理等） 〇図書館まつり 保護者の相談の場 （読み聞かせ、人形劇等） 〇面談による相談対応 〇季節の行事 〇電話等による相談対応 （七夕、クリスマス等） こうした取組は今後も継続しながら、これからは・・・ 保護者が安心して明日からの子育てに臨むことができるよう、地域の身近 な方々が、保護者の気持ちに寄り添いながら自らの子育て経験を生かしたア ドバイスをしたり、保護者同士が日常生活の様々な場面において交流しなが ら、子育てについて情報交換をしたり、不安や悩みを相談することができる場 が必要です。 保護者同士が日常生活の様々な場面において、交流しながら子育てについ て情報交換をしたり、不安や悩みを相談することができる場 〇 保護者同士の仲間づくりの場 〇 子育てについての情報交換の場 〇 不安や悩みを語り合える場 〇 子育て経験者からのアドバイスや励ましを得る場 〇 自分の子育てを振り返る場 引用・参考：「「つながりが創る豊かな家庭教育～親子が元気になる家庭教育支援を目指して」 （平成24 年3 月）」家庭教育支援の推進に関する検討委員会 Ⅱ 学び合いの促進 １ 学び合いの場 （１）「学び合いの場」となる様々な機会 保護者同士の気軽な雰囲気の中での楽しい学び合いを広げましょう。 ・ 買い物、保育所への送迎、仕事など ・ 体操や創作活動、料理など ・ 保護者と子どもが自由に集い、他の親子と交流を 深める広場など ・ バス遠足、おやつづくり、クリスマス会やひなま つり等の季節の行事など ・ 読み聞かせ会 ・ 町内会や商店街の行事 ・ 地域の祭り ・ 保護者会や入園説明会