動体追跡システム.pdfVIP

仕 様 書 １ 借入物品の名称?数量等 放射線治療装置用動体追跡システム（以下，「動体追跡システム」という。） 数量：１式 以上，搬入，据付，配管，配線及び調整を含む。 ２ 納品場所 茨城県笠間市鯉淵６５２８番地 茨城県立中央病院 ３ 借入期間 平成２９年３月１日から平成３４年２月２８日までの６０ヶ月間（５年間）。ただし，平成２８年度以降の 歳入歳出予算においてこの契約に係る金額について減額又は削除があった場合は，契約を解除す ることができるものとする。 ４ 納入（設置）期限 平成２９年２月２８日（火） 納入（設置）にあたっては，事前に連絡調整すること。 ５ 技術的要件の概要 （１） 本調達物品に係る性能?機能及び技術等（以下，「性能等」という。）の要求要件（以下， 「技術的要件」という。）は，別紙に示すとおりである。 （２） 技術的要件は，全て必須の要求要件である。 （３） 入札機器の性能等が技術的要件を満たしているか否かの判定は，本院職員が入札機器 に係る技術仕様書を含む，入札説明書で求める提出資料の内容を審査して行う。 ６ その他 （１） 入札機器のうち，医薬品，医療機器等の品質，有効性及び安全性の確保等に関する法律 （以下，「医薬品医療機器法」という。）に基づく製造承認が必要な医療機器及び医療器具 に関しては，入札時点で医薬品医療機器法に定められている製造の承認を得ている物品で あること。 （２） リース満了後は，無償譲渡とすること。 （別紙） 借入物品の備えるべき技術的要件 （性能，機能に関する要件） １．動体追跡システムは，以下の要件を満たすこと。 （１） バリアン製リニアックに接続できること。 （２） 動体追跡システムは，X 線透視及び撮影装置、X 線検出器及び画像処理用 PC ワークステ ーションから構成されていること。 （３） 治療装置と接続され，患者体内留置マーカがアイソセンタに位置するときのみ治療ビームを 間歇照射制御ができること。 （４） 医療用加速装置と接続され，治療前の患者位置決めを目的として治療台を遠隔操作できる こと。 （５） 動体追跡は3 つ以上のマーカを追跡可能であること。 （６） 動体追跡データの解析ログファイルを認識できるデータとして出力できる機能を有すること。 （７） 品質管理業務に必要なファントムや治具類を標準に付属していること。 ２．X 線透視?撮影装置は，以下の要件を満たすこと。 （１） X 線透視?撮影装置は，最大定格80kW 以上，最大管電圧100ｋV 以上でインバータ方式の 高圧発生装置を有すること。 （２） 撮影管電流の最大値は，800mAs 以上であること。 （３） 撮影検査部位に対応した撮影プリセットを有すること。条件変更は，ハイブリッドダイヤルで 可能な機能を有すること。 （４） 撮影条件の管電流×撮影時間，管電圧/管電流/撮影時間表示が任意に変更可能な機能 を有すること。 （５） X 線撮影のパルス幅は可変であり，最小値が 1msec 以下であること。 （６） X 線透視及び撮影装置は，外部からの入力トリガにより曝射可能な機能を有すること。 （７） X 線透視及び撮影装置のX 線管は，1,500KHU 以上の陽極熱容量を有すること。 （８） 焦点の大きさは0.6mm 以下であり，最大単発負荷定格が60kW 以上であること。 （９） X 線検出器は，以下の要件を満たしていること。 ア X 線有効入射面の大きさは，200mm φ以上であること。 イ 出力される透視画像の分解能は，1,000×1,000 ピクセル以上であること。 ウ 出力される透視映像のフレームレートは秒間 10 フレーム以上であること。 （１０） 画像処理用PC ワークステーションは，以下の要件を満たしていること。 ア 動作周波数は3GHz 以上であり，同一PC 内に8 個以上の64bit-CPU コアを有すること。 イ 8GＢ以上のメモリが装備されていること。 ウ DICOM 規格に準拠した 1,000Base-Tｘ以上の性能を持ったネットワーク接続ができる機能