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研究代表者 理工学群 工学システム学類 3 年 上村 典道 研究題目 電磁加速装置の研究 ＜研究実績の概要＞ 本研究で用いた基礎研究単段ユニットにおいては 100V 前後で最大変換効率を示すこ と、加速上限速度は50m/s 付近であることが判明した。300V 付近においては入力エネ ルギーに対する変換効率は最小となることが実験データより確認された。しかしながら 300V 以上になると変換効率が増加しているが、現在のシステムにおいては400V 程度が 荷電上限であり、500V 以上については今後の実験で回路を見直し効率が増加するのか は検証する必要があるテーマである。本研究の結論としては今回実験で用いたシステム においては100V～200V においてシステムを運用することが効率が良い。従って今後本 システムを用いたマルチステージ、多段化については200V を上限とし多段化の研究を 行う。本研究で得られたデータを元にマルチステージ化、多段化のシステム構築の基礎 的実験を行う予定である。現在の1 ユニットの上限速度は50m/s であるので各ユニット を直列に接続し、H8 マイコンとフォトトランジスタを用いたスイッチングを行い10 段 前後、システム全体として5m 以内を目標とし400m/s を実現するシステムを構築し、実 際に実験を行うことが課題である。加えて、単段ユニットのコイル長やコンデンサバン クの改善、単段としての高効率化の研究も行う。 その他 採択者コメント