雨水浸透施设设置基准-横浜.PDFVIP

雨水浸透施設設置基準 平成２３年 ４月 横浜市環境創造局 目 次 １ はじめに（雨水浸透施設設置基準の改訂について） Ｐ １ ２ 浸透施設の構造について Ｐ ３ ３ 宅内の雨水浸透ますの内径及び材質 Ｐ ６ ４ 建物等との離隔 Ｐ ７ ５ 土質条件 Ｐ ９ ６ 地下水位条件 Ｐ 11 ７ 「浸透施設設置判断マップ」を活用した設置可否の確認方法 Ｐ 13 １ はじめに （雨水浸透施設設置基準の改訂について） 本市では、「横浜市水と緑の基本計画」に沿って、水循環再生のための施策として、 公共施設をはじめ、戸建て住宅等の宅地内に雨水浸透ますの設置を進めている。 しかし、開発による雨水浸透面積の減少が続く一方で、局地的大雨による浸水被害 が増える傾向が顕著となっており、健全な水循環の創出が喫緊の課題となっている。 そのため、雨水浸透機能促進方策の一環として、雨水浸透ますの整備をより効果的 に進める必要があり、浸透施設設置判断マップを簡略化したので、併せて設置基準を 改訂する。 なお、本設置基準は、雨水浸透ますに適用するものとする。 【解説】 都市化の進展による雨水流出量の増加、良好な水辺の喪失、局地的大雨の頻発といった水 循環系の変化に対し、横浜の水循環系再生に向け、積極的な雨水浸透機能強化を図ることと し、雨水浸透機能促進方策のあり方について環境創造審議会に諮問した。これに対して出さ れた答申では、重視すべき方策として次の５つの柱が示された。 ・政策としての位置づけの明確化 ・地域特性に応じた施策立案 ・行政の率先垂範と積極的な事業連携 ・確実な普及促進のための制度拡充 ・市民協働による普及拡大 これらの方策における行政の役割のひとつとして、必要となる基準の整理が求められてお り、そのため、浸透施設設置判断マップを見やすいものとし、併せて本書の改訂を行った。 浸透施設設置判断マップを単純化することで、設置可否の判定に要する時間を短縮し、市 民の設置意欲の増進と、問合せの負担軽減につなげることとしている。 １ 具体的な変更内容は、次表に示すとおり。 旧設置基準 新設置基準 １ はじめに １ はじめに 改訂理由のため、全面的に修正。 ２ 浸透施設の構造について ２ 浸透施設の構造について 宅内雨水浸透ますの構造を記載。