化学吸収液-地球环境産业技术研究机构.PDF

化学吸収液 －CO 削減技術の早期実現を目指して－ 2 化学吸収液プロセスは、低コストCO 分離回収・貯留（CCS）技術の早期実現に欠かせない有望な技術 2 であり、最も実用化に近いCO 分離回収技術です。RITEは、さまざまな大規模CO 発生源に対して低エネ 2 2 ルギー・低コストの新規の化学吸収液を開発するため、分子レベルの材料設計・評価からプラント試験に よる実用化検討まで総合的に取り組んでいます。 常圧ガス用： 大規模排出源からのCO 分離・回収に向けた新規化学吸収液の開発 2 化学吸収法はガス中のCO を化学的に液に吸収させた後、加熱することでCO を分離・回収する技術で、石炭火力発電所や 2 2 製鉄所高炉など、大規模なCO2排出源に適したプロセスです。「加熱」等に要するエネルギーコストの削減が最大の課題であり、 RITEはそれを解決する技術開発を実施してきました。 低品位廃熱を利用する二酸化炭素分離回収技術開発事業（COCS：平成16-20年度） 環境調和型製鉄プロセス技術開発事業（COURSE50 STEP1：平成20-24年度） RITE・新日鐵住金（株）による新規化学吸収液開発 製鉄所製鉄所 化学吸収法化学吸収法 Chemical Absorption Test plant 高炉１基（380万ﾄﾝ粗鋼/年）あたり、高炉１基（380万ﾄﾝ粗鋼/年）あたり、 COCO 濃度濃度 2％, CO, H2％, CO, H 等等 22 22 高炉ｶﾞｽ中のCO高炉ｶﾞｽ中のCO22 260万ﾄﾝ/年260万ﾄﾝ/年 鉄鋼ﾌﾟﾛｾｽ用燃料として利用鉄鋼ﾌﾟﾛｾｽ用燃料とし