生体机能代行装置学Ⅲ.PDF

生体機能代行装置学Ⅲ ２００８年１０月１７日 第５回：ふるい係数 透水性能指標 総括物質移動面積係数 • テキスト：Ｐ３６０ • 物質移動係数 KO • 三つの抵抗の和 • 有効膜面積 A – 血液側境膜物質移動抵抗 – 透析膜物質移動抵抗 • 総括物質移動面積係数 – 透析液側境膜物質移動抵抗 • K A O • R ＝R +R +R O B M D – 透析膜と境膜 物質の拡散移動のしやすさ • 物質移動係数 1 1 1 1 + + K k k k O B M D 「血液量」「血流量」と「流速」 • 一般に、流速は「cm/sec」 – 「流速」×「断面積」＝「流量」 • 「血液量」 = 「流量」×「時間」 （体積） – 説明資料では「流量」を（「単位時間あたりの」と明記せず）単に 「体積」と書いている場合がある（小林教材）ので注意して下さい。 Ｓ×Ｌは体積（Ｖ） ml 単位時間当たりの 体積＝「流量」　 (ml/sec) 単位時間あたりの 断面積Ｓ 移動距離　＝　「流速」 (cm/sec) 移動距離 「流速」×「断面積」＝「流量」 （L） 溶質透過性 • 溶質透過性を表す、三つの指標 • クリアランスC 、ダイアリザンスD 、総括物質移動面積係数K A L B O • いずれの単位も、QB 、QD と同じ「流量」の物理次元 (ml/min) – P361 右下５行目 • クリアランスは、 Q , Q , K A 、三つの流量のうち、もっとも小さいも B D O のを越えない。（P363) • 溶質透過性を高めるには – 有効膜面積を大きくする。 – メーカーごとの特性の違い • 質問： – 透析膜の細孔を大きくして、物質移動抵抗を小さくすると、溶質透過性 は向上する。 – この方法は正しい？ ふるい係数 SC C / C