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株式会社 電通 コ－ポレ－ト・コミュニケ－ション局 広報部 Tel:03-6216-8041 Fax:03-6217-5515 2014 年8 月8 日 新聞 ・ラジオ・テレビの広告量は堅調 「精密機器・事務用品」「家庭用品」の出稿量がマスコミ4 媒体で増加 － 2014 年上半期（1－6 月）のマスコミ4 媒体広告量・電通調査 － 2014 年上半期（1－6 月）のマスコミ4 媒体広告量が電通の調査でまとまった。 電通広告統計に基づいて、新聞 118 紙(広告段数)、雑誌 379 誌(広告ペ－ジ数)、ラジオ 10 局（東京・大阪地区のCM 秒数）、テレビ15 局（番組・スポット別、東京・大阪・名 古屋地区のCM 秒数）について調査したもので、これによると、新聞が前年同期比1.6%増 （2013 年は同0.5%増）、雑誌が同3.2%減（2013 年は同4.6%減）、ラジオが同0.7%増（2013 年は同 1.0%減）、テレビ番組CM が同5.2%増 （2013 年は同0.2%減）、テレビスポット CM が同0.8%減 （2013 年は同0.4%増）であった。テレビスポットCM は微減だが、テレ ビ番組CM が増えていることでテレビ全体としては増加傾向となった。 2014 年上半期の広告出稿量は、消費税率引き上げの影響があったものの、増税前の駆け 込み需要や、円安・株高効果などにより企業収益が安定し設備投資へ向かい始めた影響な どから、新聞・ラジオ・テレビで堅調に推移した。 業種別（21 業種分類）では、 「精密機器・事務用品」 「家庭用品」の2 業種が4 媒体す べてで前年同期を上回った。その他は、媒体によるバラつきはあるものの、多くが増加傾 向となっている。 注）電通広告統計による 4 媒体広告量は調査媒体が限定されていること、広告スペ－ス・ CM 秒数で比較していることなどから実際に取引された広告費の統計とは一致しませ ん。特に、雑誌では前年比を両年に共通する対象誌で算出していること、ラジオと テレビではCM 放送時間が限られていることなどにご注意ください。 1 2014 年上半期の媒体別広告量の動向は次のとおり。 ＜新聞＞ 新聞広告量（2,723,510 段）は前年同期に比べ1.6%増と、2011 年下半期から6 期連続の プラスである。 新聞グル－プ別では、全国紙3.0%増、ブロック紙2.1%増、地方紙0.6%増、スポ－ツ紙 0.4%減となった。 総ペ－ジ数（541,310 頁）も各グル－プで前年同期を上回り、全体では2.1%増となった。 総ペ－ジ数の増加率が広告量の増加率を上回ったことから、広告掲載率は前年同期比で0.2 ポイントマイナスの33.9%。 カラ－広告は、全国紙が 8.4%増、ブロック紙が 12.9%増、地方紙が 5.3%増、スポ－ツ 紙が 18.2%増となり、全体では7.7%増となった。全面広告（1 広告主で1 ペ－ジ）は、全 国紙が4.7%増、ブロック紙が5.0%増、地方紙が3.7%増、スポ－ツ紙が4.0%増となり、全 体では4.3%増となった。見開き広告は地方紙・スポ－ツ紙で増加し、全体では1.2%増とな った。案内広告は2.0%減で減少傾向が続いている。 業種別では、 「精密機器・事務用品」42.2%増（腕時計、企業広告などが増加）、「化粧 品・トイレタリ－」11.2%増（シャンプ－＆リンス、歯ブラシ、化粧品総合などが増加）、 「家庭用品」11.0%増（機能性マットレス、殺虫剤、企業広告などが増加）、「食品」9.9% 増（健康食品、オリ－ブ油、冷凍食品などが増加）、「流通・小売業」6.6%増（通信販売、 総合ス－パ－などが増加）など12 業種で増加となった。 一方、減少は 「ファッション・アクセサリ－」13.6%減（機能性肌着、紳士・婦人靴、カ ジュアルシュ－ズな