公园施设长寿命化计画策定指针(案) - 国土交通省.PDF

公園施設長寿命化計画策定指針(案) 平成２４年４月 国土交通省都市局 公園緑地・景観課 － 目 次 － Ⅰ．公園施設の計画的維持管理の取組み Ⅰ－１ 長寿命化による計画的な維持管理の必要性の背景 ・・・1 Ⅰ－２ 都市公園事業におけるストックマネジメント と長寿命化計画 ・・・4 Ⅱ．計画策定の手順及び内容 Ⅱ－１ 公園施設長寿命化計画の概要 ・・・7 Ⅱ－２ 策定フロー ・・・15 Ⅱ－３ 予備調査 ・・・17 Ⅱ－４ 健全度調査と健全度・緊急度判定 ・・・27 Ⅱ－５ 公園施設長寿命化計画の策定 ・・・39 Ⅱ－６ 植栽の取扱いについて ・・・60 Ⅱ－７ その他 ・・・64 Ⅲ．用語の説明 ・・・65 別添 計画に定める内容 表紙 様式０ 「公園施設長寿命化計画書」 様式１ 「公園施設長寿命化計画調書」（総括表） 様式２ 「公園施設長寿命化計画調書」（都市公園別） 様式３ 「公園施設長寿命化計画調書」（公園施設種類別現況） Ⅰ．公園施設の計画的維持管理の取組み Ⅰ．公園施設の計画的維持管理の取組み Ⅰ－１ 長寿命化による計画的な維持管理の必要性の背景 （１）都市公園のストックの状況 我が国においては、高度経済成長期に集中投資した社会資本ストックの老 朽化が急速に進行しており、厳しい財政事情の下で適切に維持管理を行って いくことが、施設管理者にとって重要な課題となっている。 都市公園事業においても、全国で約 10 万箇所11 万8 千ha のストックが 存在（平成 22 年度末現在）しているが、それら供用中の都市公園のうち設 置から30 年以上経過したものが現時点で約３割を占め、10 年後には約６割 に達する見込みとなっている。また、設置遊具のうち、設置から20 年以上 経過したものが約４割を占め、経過年数不明の古いものと合わせると遊具の 約６割が相当の年数を経過している状況にある。 このように、公園施設の老朽化が進む中で、財政上の理由などで適切な維 持補修、もしくは更新が困難となり、利用禁止、施設自体の撤去といった事 態につながるなど、安全で快適な利用を確保するという都市公園の本来の機 能発揮に関わる根幹的な問題となっている。 （２）公園施設長寿命化計画策定のための技術的指針について 地方公共団体等においては、緑豊かでうるおいのある都市環境の創出や安 全・安心なまちづくり等を進めるため、緑の基本計画制度（都市緑地法第４ 条）などに基づき、地域における実情や目標とする都市像などに応じた都市 公園の整備（系統的な緑地の