金沢医科大学氷见市民病院医疗安全管理室2013.PDFVIP

金沢医科大学氷見市民病院 医療安全管理室 2013 年 3 月 21 日 発行 絶対あってはならないことの一つに 「患者誤認」とい う取 り間違えがあり ます。病院では、患者 さんにフルネームでお名前を言っていただくように呼 びかけて誤認を防止 しています。 同姓同名の場合は、電子カルテ上に “同姓同名あり”の表示が出ます。 入院病棟などで、名字が同じあるいは語感が似ている、名前が同じ場合など に、さまざまな注意 と工夫が取られています。 外来診療でも同様です。私もスタッフの一員 として、患者 さんが入室され た際、患者 さんの氏名 と生年月 日を名乗っていただき確認するようにしてい ます。同姓同名で年齢も近い場合は、生年月 日をお聞きすることで、誤認防 止が可能 となります。 患者誤認などのエラーは、確認作業が何 らかの 原因で、できなかった時 ・しなかった時に発生 しているように思います。今後 とも一層の注意を 行っていきたいと思います。 医療安全小委員会委員 石神 慶一郎 医療安全パンフレットのご紹介 お名前の確認は医療安全の基本です お名前をフルネームでどうぞ ！ 生年月 日や住所 をお聞きす ることも あります お薬の名前を薬剤師と共に確認 しましょう。 患者さんやご家族と共に 築きあげる医療安全 お薬手帳をお持ちください。 服用 しているお薬を持参 しましょう。 当院では患者 さんの 安全を守るために 医療スタッフと共に 患者 さんや ご家族の アレルギーのある方は、 方 にご協力 を頂 きた 必ずお知 らせ ください。 いと考えてお ります。 金沢医科大学 氷見市民病院 医療安全パンフレットをご利用 ください。 正面受付 ・待合フロアーなど病院内においてあります。 医療安全研修会 「強いチームを作るために医療安全 とコミュニケーション」 とい うテーマで、平成 24 年 2 月 8 日 （金）6 階多 目的ホールで ＡＮＡラーニング専属講師の 平良 未散 先生 をお招きし、 医療安全研修会を開催いたしました。 サービスの中で最も重要な 「安全」の確保 と 「安心」してご利 用いただくために航空業界で行われているスキルやエッセンス、 講師ご自身が、体験された他病院での出来事などを、織 り交ぜな がらご講演され、興味深 く学ぶ ところも多い研修会 となりました。 医療安全小委員会 各委員の医療安全活動 【薬剤の疑義照会について】 医師の指示 した処方箋内容に疑わしい点がある時は、その処方箋を交付 した医師に問い合わせ確認 しています。確認後調剤を行っています。 また、院外調剤薬局からの相談窓口となって、医師に問い合わせ、薬が 薬剤部 適正に使用されるように安全な薬剤管理を行って