POINT - 日機装株式会社.PDFVIP

株主の皆様へ 国内生産拠点の再編、グローバル戦略に基づく施策の実行など、 中期的な経営課題への取り組みを通じ、さらなる成長をめざします。 株主の皆様には、平素より格別のご支援を賜り、厚くお礼申しあ さらなる成長に向けて げます。ここに日機装グループの平成25年3月期（第72期）上半期 1　国内生産拠点の再編 の事業概況をご報告いたします。 本年9月、静岡製作所の生産機能の一部を、金沢製作所に新た に建設する工場に移管することを決定いたしました。 当上半期の業績について 静岡製作所では、当社の主要製品である透析装置や航空機部 品を生産しており、いずれも社会的な責任が大きく、いかなる場 当上半期の業績は、受注高は501億円、売上高は462億円、営業 合にも安定して供給することができる体制を確保していく必要が 利益は24.4億円、経常利益は20.6億円、四半期純利益は8.9億円と あります。 なりました。 静岡製作所は、東海地震の想定震源域内に立地しており、大き 医療部門における新型透析装置の本格販売が大きく業績に寄与 な災害が発生した際は、大規模な社会インフラへの被害やその寸 した一方で、工業部門はLEWA製品やLNG用ポンプの受注が好調 断などにより、資材の調達や製品の生産、出荷に重大な支障をき に推移したものの、利益面ではLNG用ポンプの開発案件で追加コ たすリスクが高いと判断し、このたびの決定に至りました。 ストが発生したことや、深紫外線LED開発会社の連結子会社化など 金沢製作所への移転を機に、生産効率の向上、必威体育精装版の生産手法 の影響がありました。以上の結果、円高や株価低迷による影響もあ の導入などを通じ、次代の必威体育精装版鋭生産拠点としていきたいと考え りましたが、前年同期比で増収増益となりました。 ております。また、静岡製作所は、引続き、技術・開発の中核拠点と