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物性研究所共同利用スーパーコンピュータ GPGPU 移植支援サービス募集 ○目的 物性研究所共同利用スーパーコンピュータ（以下「物性研スパコン」）では、 ２０１５年より演算加速装置としてGPGPU が導入されることとなった。物性 研スパコンが演算加速装置を導入するのは今回が初めてであり、現在のユー ザが開発、利用中のプログラムの多くがGPGPU に未対応であると思われる。 そこで、物性研スパコンを効果的に活用するため、「GPGPU 移植支援サービ ス(以下、「本サービス」)」を実施する。 ○募集内容 申請者が開発に関わっているプログラムで、GPGPU 利用が未対応、もしくは 対応が不完全であるものについて、GPGPU への移植支援を行うものを募集す る。提案は物性研究所において審議され、選定されたプログラムは下記「実 施体制」のもとで、プログラムの解析、GPGPU への移植対応を行う。GPGPU への移植対応が難しいと判断された場合には、その旨の解析結果を報告する。 ○募集件数 ３件を目安とし、上限５件。 ○応募条件 （１）物性研スパコンに課題代表者として利用申請する資格のある方。 （２）移植支援に必要な情報 （計算原理の説明、プログラム内容の説明、な ど）の提供に同意できる方。また、提案者本人、および研究協力者が、情報 交換のためのミーティングに参加できること(旅費支援有り)。 （３）支援対象となるコードが、開発もしくは改良することに著作権上問題 がないこと。オープンソース?ソフトウェアであることが望ましい。プログ ラムコードはC、C++、Fortran 90 のいずれかの言語で記述されていること。 原則として対象のプログラムは1 つのバイナリであること。MPI 並列化がな されていることが望ましいが、そうでない場合でも、GPGPU による十分な加 速が見込め、かつ科学的に重要であると判断された場合には採択する。 （４）本サービスによる成果物の著作権及びライセンスは、原則として応募 者に帰属するものとする。また、ソース改変内容及び性能について応募者の 同意の上で公表することがある。 （５）本サービスによって開発されたコードを公開する場合には、本サービ スによる支援を受けたことを明記すること。 （６）本サービスによって開発されたコードにより得た研究成果を公表する 場合は、謝辞に本サービスによる支援を受けたことを明記すること。 ○実施体制 ?物性研スパコン導入ベンダのシステムエンジニア数名。 ?その他物性研スタッフ若干名。 ○実施期間 ２０１５年８月より２０１６年３月まで ○利用料金 無料。ただし採択された場合は、成果報告会での発表、及びActivity Report への寄稿等を依頼することがある。 ○応募書類 （１）提案書（２０００字程度）、（イ）プログラムの主な計算対象、（ロ） 物性科学上の重要性、（ハ）計算に用いられる方法?原理、などについて記 述する。計算方法や原理について解説した論文などを適宜引用すること。 （２）提案者、研究協力者リスト。（所属、身分、住所、電話番号、メール アドレス） （３）提案者、研究協力者の主要論文リスト。（提案内容に関連した最近の ものを合計２０件以内。） （４）そのほか特記事項（公開済みソフトウェアのＵＲＬなど、もしあれば。） ＊なお、応募書類については所定の様式はないので、任意の様式で準備する こと。 ○提出先 下記宛先に郵送ないし電子メールにて提出すること。郵送の場合は、 「GPGPU 移植支援サービス申請書在中」の旨を朱書きし、電子メールの場合 は、Subject を「GPGPU 移植支援サービス申請書」とすること。 277-8581 柏市柏の葉 5-1-5 東京大学物性研究所 電子計算機室 center@issp.u-tokyo.ac.jp ○締切 ２０１５年６月８日（月）