秦野市総合評価方試行ガイドライン.docVIP

PAGE 海老名市工事契約総合評価方式入札 試行ガイドライン 平成２１年２月 海老名市総務部契約検査課  目　　次 １　はじめに????????????????????????????１ ２　総合評価方式について??????????????????????１ (1)　総合評価方式の概要??????????????????????１ (2)　総合評価方式のタイプ?????????????????????２ ３　海老名市での総合評価方式の試行??????????????????２ (1)　総合評価方式のタイプ等????????????????????２ (2)　評価項目、評価基準等の設定??????????????????３ ○　評価項目及び評価基準?????????????????????６ (3)　落札候補者、落札者の決定方法?????????????????７ (4)　学識経験者の意見聴取?????????????????????８ (5)　評価内容の担保????????????????????????８ (6)　総合評価方式に関する事項の公表????????????????８ (7)　入札?契約手続きの流れ????????????????????９ 様式集??????????????????????????????１０ 14 - １　はじめに 公共工事においては、優良な社会資本整備のため、その品質の確保が求められており、国において「公共工事の品質確保の促進に関する法律」及び「公共工事の品質確保の促進に関する施策を総合的に推進するための基本的な方針について」が示されています。これらを踏まえ、本市では、優良な社会資本の整備、ダンピング防止、不良?不適格業者の排除、談合防止、建設業者の育成等を目的として、価格と品質の両面を総合的に評価する総合評価方式を試行することとしました。 このガイドラインは、総合評価方式を適用する意義等を示すとともに、総合評価方式の試行を効率的かつ円滑に実施するため、総合評価方式の試行に関する基本的事項を示すものです。 ２　総合評価方式について (1)　総合評価方式の概要 公共工事の入札に関しては、近年の厳しい財政状況を背景に公共投資が減少している中で、価格競争が激化し、低価格の入札が増えたことにより、適切な技術的能力を持たない業者による不良工事の発生、工事の安全性の低下、下請負業者や労働者へのしわ寄せ等、公共工事の品質低下が懸念されています。 このような背景のもと、平成１７年４月に「公共工事の品質確保の促進に関する法律」が施行され、また、平成１７年８月には「公共工事の品質確保の促進に関する施策を総合的に推進するための基本的な方針について」が閣議決定されました。これらの中で、公共工事の品質確保には、価格及び品質が総合的に優れた内容の契約がなされることが重要とされており、価格と品質の両面を総合的に評価する落札方式として総合評価方式が示されています。 総合評価方式は、価格だけで評価していた従来の落札方式と異なり、品質を高めるための新しい技術やノウハウ等、価格以外の要素を含めて総合的に評価する新しい落札方式です。入札価格が予定価格の制限の範囲内にある者のうち、価格と品質を数値化した「評価値」が最も高い者を落札者とすることにより、予定価格の範囲内で最も品質の良い施工業者を選定します。総合評価方式では、新しい施工方法、施工上の工夫等の技術提案、同種工事の施工実績及び工事成績、社会貢献の度合い等が評価の対象（評価項目）となります。 この総合評価方式を適用していくことにより、価格と品質が総合的に優れた者が選定され、優良な社会資本整備を行うことができるとともに、建設業者の技術力向上に対する意欲を高め、技術力と経営に優れた健全な建設業者の育成に貢献するものと考えられます。 (2)　総合評価方式のタイプ 総合評価方式には、工事の特性（規模、技術的な工夫の余地等）に応じ、市区町村向け簡易型（特別簡易型）、簡易型、標準型及び高度技術提案型のタイプがあります。 ア　市区町村向け簡易型（特別簡易型） 技術的な工夫の余地が小さい一般的で小規模な工事で、同種工事の施工実績や工事成績等の評価項目と入札価格を総合的に評価する方式 イ　簡易型 技術的な工夫の余地が小さい一般的な工事で、簡易な施工計画、同種工事の施工実績や工事成績等の評価項目と入札価格を総合的に評価する方式 ウ　標準型 技術的な工夫の余地が大きく、施工上の工夫等一般的な技術提案を求めることが適切な工事に適用される方式 エ　高度技術提案型 技術的な工夫の余地が大きい、高度な技術提案を要する工事に適用される方式 ３　本市での総合評価方式の試行 (1)　総合評価方式のタイプ等