挫傷は何故トラブるの - 島根県益田市／宮川整骨.pdfVIP

　 島根県　　　宮川　重雄 どうしました？ はじめに は異なり、私たち保険請求時の療養上算定 用負傷名「挫傷」のこと。俗語で「肉ばなれ」 のこと。 肉ばなれとは 筋線維が切れること」（広辞苑）　　　　　　　 また 収縮やアンバランスな収縮が原因で起こる」 （家庭医学大事典）　他の参考書も大体同じ記述。 　 「挫傷」として容認。 が強く求められて、トラブる事例が多くなった。 特殊性 －新鮮なる外傷 　　外傷性であるからには、負傷原因がある筈だ」 挫傷（肉ばなれ）の損傷程度 微小断裂（１度） 不全断裂（２度）「主に、筋の急激な収縮により発生」(急性型） 完全断裂（３度） 腓腹筋は、大臀筋、大腿四頭筋に次いで強 腓腹筋は、大臀筋、大腿四頭筋に次いで強 用と膝　関節屈曲作用」に働く。膝関節屈曲位では腓腹筋は受動的に伸張さ 用と膝　関節屈曲作用」に働く。膝関節屈曲位では腓腹筋は受動的に伸張さ れ、足の底屈位力は弱くなる。 れ、足の底屈位力は弱くなる。 筋が働くとしても屈筋力は極めて弱い。 筋が働くとしても屈筋力は極めて弱い。 　日常生活動作の中には「爪先立ち動作」等、必要不可欠の動作は限りなく 　日常生活動作の中には「爪先立ち動作」等、必要不可欠の動作は限りなく 復師は「ギプス固定は容認」されていず、ま 復師は「ギプス固定は容認」されていず、ま 受傷１週間から等尺性運動を実施させた」というが、その学習は- ？、さらに 受傷１週間から等尺性運動を実施させた」というが、その学習は- ？、さらに 意外にも軽症がトラブる 衝撃を感じるものであるが、かかる問題は、挫傷が軽症の場合 からない。記憶にとどまっていない」のである。 　 ということは、 て、外傷を惹起しているのが偽らざる現状。 この軽症の1 る受傷が多い。 挫傷の多発部位 　頸部やその周辺 　腰部 　では、何故腰か？ 　 脊柱のカーブや仙骨の上に乗っている腰椎との傾斜角度 低下等によるもの。 腰部についてみますと ＜社団法人　日本家族計画協会発行（石田肇　日本医科大学教授監修）の資料＞ 意外なことに20～30歳代に多発。 腰部についてみますと 腰痛症が多い！！ 原因が少ない ＜社団法人　日本家族計画協会発行（石田肇　日本医科大学教授監修）の資料＞ 負傷原因がよくわからない挫傷(肉ばなれ) 原因不明の腰痛 さまざまな要因が考えられ 腰痛に悩む現代人のほぼ２ ますが、根本的には、現代 人に１人が、この「原因がよ 人のライフスタイルそのも くわからない漠然とした腰痛」のと言えるでしょう。 です。 年齢、男女を問わず最近増 腰痛は生活や行動パター えているのも、こういう、病 ンに要因があるだけに、日 名をつけられない、ほぼ慢 常生活や行動を工夫するこ 性化した、漠然とした腰痛な のです。 のです。