职员人材育成基本方针-稻泽.PDFVIP

職員人材育成基本方針 【改訂版】 Personnel training Basic policy 稲沢市 平成２５年３月 目 次 Ⅰ 制定の趣旨‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥１ Ⅱ 「目指すべき職員像」と「求められる能力」‥‥‥‥１ １目指すべき職員像‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥２ ２職員に求められる能力‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥２ Ⅲ 人材育成の具体的な取り組み ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥４ １職員研修の充実‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥５ ２職場の風土づくり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥７ ３人事管理‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 Ⅳ 人材育成推進体制の整備‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥12 １職員の役割‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥12 ２管理監督者の役割‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥12 ３組織の役割‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥13 Ⅴ おわりに‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥13 Ⅰ 制定の趣旨 国では、少子高齢化社会の進行による社会保障制度の問題や膨大な財政赤字 の累積による厳しい財政状況の中、行政改革を最重要課題の一つとして進めら れております。また、地方においては地方分権の推進により市町村合併と権限 委譲が進行し、地方自治体の行政事務は増加する一方、行政改革の大きな柱で ある公務員制度改革では、公務員数の削減を前提に公務員制度の見直しにより、 公務員自身の意識・行動自体の改革が求められております。 このような状況の中、真に市民が満足する行政運営、均衡ある市民サービス の提供を行うためには、組織としての機能を十分に発揮できるよう、職員一人 ひとりの能力アップが求められております。そこで、適材適所の配置や研修等 により、時代の要請に対する適応力の育成・向上を図り、職員個人もチャレン ジ意識を持って取り組む中で、常により良い行政サービスを提供する姿勢をも って、市民に対してしっかりと対応することができる職員を育成することが重 要であります。 その実現のために、これからの時代に求められる職員像を明らかにするとと もに、職員の能力・資質の向上を図るべく、人材育成を積極的に推進するため の方針を平成１９年の３月に制定いたしましたが、制定後６年を経過したこと から社会情勢の変化を鑑み今回改定いたしました。 なお、改定方針の取組み期間は、平成２５年度から平成２９年度までの５年 間とし、今回同様、社会情勢の変化等により必要に応じて見直しを行います。 Ⅱ「目指すべき職員像」と「求められる能力」 職員がその個性に基づいた能力を開発し、仕事に活用することにより組織全 体の総合力として発揮されることが望ましい姿であるといえる。そこで、人材 育成にあたっては職員一人ひとりの個性を尊重し、その多様性を認めていく視 点が必要であります。こうしたことから、社会情勢の変化や多様化する行政に 柔軟かつ的確に対応していくため、目指す職員像及び求められる能力について 次のとおりとし、人材育成に努めます。 - 1 - １ 目指すべき職員像 （1）全体の奉仕者として自覚と責任を持ち、市民に信頼される職員 全体の奉仕者であるという基本を忘れず、常に責任のある行動を心がけ、 市民から信頼される職員 （2）意欲的に職務を遂行し、市民の立場に立って行動する職員 仕事に対して意欲的に取り組み、市民に公正・公平・誠実に対応し、市民 の目線で行動できる職員 （3）常に自己啓発に努め、幅