河内长野市市章.pdfVIP

河 内 長 野 市 市 章 （昭和29年８月１日制定） 昭和29年７月公募し、この作品を採用、 市章と決めた。 大阪府を外郭にあらわし、なかに市の 頭字長を配す。 河 内 長 野 市 民 憲 章 （昭和42年11月３日制定） わたしたちは 恵まれた自然を愛しましょう わたしたちは 豊かな文化財に学びましょう わたしたちは 生産することの価値をたたえ ましょう わたしたちは 新しい世代に役だつ人となり ましょう わたしたちは 人人との交わりを大切にしま しょう は じ め に 河内長野市統計書（平成１４年版）を刊行します。 本書は、河内長野市の土地・人口・経済・教育・社会など各分野にわたり、基本的な統 計資料を総合的に収録編集し、市勢の現況及び推移発展を明確に把握しようとするもので す。 編集については、新しい資料をできる限り収録するなど内容の充実に努めましたが、な お不備不完全な点も多いことと思います。今後とも関係各位のご指導によりまして、さら に内容の改善、充実を図りたいと存じます。 本書の発行に当たり、貴重な資料を提供くださいました関係機関各位に対しまして厚く お礼申し上げます。 平成１４年３月 河内長野市長 橋 上 義 孝 市 の 変 遷 河内長野市域に人々の生活が始まったのは今から約１万３千年前 の旧石器時代のようで、寺ヶ池や三日市町から当時の道具である旧 石器や縄文時代の石器、土器が発見されている。そして、農耕が開 始された弥生時代になると石川に沿って木戸町や大師町、三日市町 にはムラがつくられている。さらに、古墳時代にも三日市町にムラ が、そして、石川の各支流を見下す丘陵の上には古墳が築造されて いる。７世紀頃になると高向にはおおきなムラが営まれ、律令国家 の体制が整うと、この地域は錦部郡とよばれるようになった。この 錦部郡の由来となった錦部氏はその祖が百濟からの渡来人であっ た。 仏教の興隆とともに各地に寺院が建立され本市域も例外ではな く、河合寺や観心寺、金剛寺が建立されている。これらの寺院が興 隆するのは平安時代から朝廷や院、さらには武士からの荘園寄進が 盛んになり広大な荘園主となってからである。そして南北朝時代に は金剛寺や観心寺が朝廷や楠木氏との結びつきから南朝と特に深く 関係し、一時これらの寺院は南朝の拠点となった。 また、鎌倉時代から室町時代にかけて、高野山へ詣でるための高 野街道が整備され街道沿いにはこの時代のムラがみつかっている。 近世になると本市域は「天保郷帳」によると３７カ村あり、それ らが膳所、神戸、狭山、西代等の各藩や旗本の知行地、幕府領に分 割支配された。 明治初年、河内県、堺県、五条県と変遷し、現在の大阪府へと続 く。明治２２年４月市制、町村制公布の時発足した長野村ほか７カ 村が今日の基礎をなしている。明治４３年４月１日長野村に町制を 施行、昭和１５年６月１日に長野町、千代田村、天野村が合併して 長野町となった。昭和２９年４月１日長野町、三日市村、高向村、 加賀田村、天見村、川上村の６カ町村が合併し、市制を施行して河 内長野市が誕生し、今日に至る。 河内長野市までの変遷 (M5.4.1) (M22.4.1) (M29.4.1) (M43.4.1) 錦部郡 長野村 〃 古野 村 錦部 郡 南河内郡 〃 西代村 〃 原 村 長野 村 長野 村 長野町 〃 野 村 M16.6.23 〃 惣作 村 野作村