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LSS第13報 がんおよびがん以外の疾患による死亡率の詳細なデータ 2003年12月31日 原爆被爆者の寿命調査（LSS）集団におけるがんおよびがん以外の疾患による死亡率についての第13報の出版に伴い、放影研が公表するファイルの説明を以下に述べる。Prestonらによる本論文（Radiation Research 160:381–407, 2003）は、上記のデータに関する放影研での解析の一部の結果を示す。LSS第13報の死亡率データに含まれるファイルは以下の通りである。 r13mort.dat 変数名を含んだ１行の見出しを持つ、スペースで区切られた文書ファイル r13models.amf データファイルを読み取り、種々の補助変数を算定し、LSS第13報の幾つかの基礎モデルを当てはめるためのEpicure（AMFIT）コマンドスクリプト r13models.log r13models.amfにより作成されたログファイル データセットは、人年、症例数、ならびに各被爆者のデータから構築した要約データを詳細な表にしたものである。解析の対象となる集団には86,572人の被爆者が含まれる。各被爆者のデータは、このデータセットを作成するために、都市、性、被爆時年齢、線量、到達年齢および暦年で層化した。最初の4個の層化因子は対象者個人を分類するのに対して、最後の2個は追跡経験を分類する。この層化に使用した線量変数は、被爆者ガンマ線量推定値に被爆者中性子線量を10倍して加えたDS86被爆者加重結腸線量である。「被爆者」線量については、個人別線量推定値の確率誤差から生ずるリスク推定値の偏りを縮小するために、基礎となるDS86線量推定値の補正を行っている。 以下に示す最初の8個の変数は、表の作成に用いた交差分類を示す指標であり、次の6個は各セルの人年数、調査対象者数、および年齢?被爆時年齢?暦年?爆心からの距離のセル別平均値を含む。次の52個は疾患による死亡数を、また最後の20個は被爆者の被曝?線量変数を示す。（放影研から以前発表されたデータセットとは対照的に、この表の各セルは被爆者の平均臓器線量を含む。） 各セルにおいて、種々の死因による死亡数を人年で割ったものは死亡率推定値として非常に不正確である。これらの数値を使用できるものにするためには、特に上記論文で用いられたようなモデルの使用による平滑化など、何らかの方法で平均化あるいは平滑化しなければならない。要約および線量変数は、モデル化におけるセルのクラスを示すものとして使用することができる。同一の対象者が複数のセルに含められ、要約および線量変数は各対象者がセルに含められる時間で重み付けをした加重平均である。 このデータを研究報告書や業績報告書など、何らかの出版物のための解析の基盤として使用する場合には、原稿に謝辞を加えなければなりません。謝辞は以下の通りとします。 用いたデータは、広島および長崎の放射線影響研究所（放影研）から入手したものである。放影研は、日本の厚生労働省ならびに米国の学士院を通じてエネルギー省により資金提供を受けている公益法人である。この報告書に示した結論は著者のものであり、必ずしも放影研またはその資金提供機関の判断を反映するものではない。 　これらのデータを利用して書いた論文の別刷りを1部、下記宛にお送りください。 〒732-0815 広島市南区比治山公園5-2 放射線影響研究所 情報技術部 図書資料課 資料係 詳細： 名称 区分 定義および標識コード City 都市 1 -広島2 -長崎 Sex 性 1 -男性2 -女性 un4gy 遮蔽カーマ4 Gy未満 0 - 4 Gy以上1 - 4 Gy未満 distcat 地上距離区分 1 - 3km2- 3-10 km agxcat 被爆時年齢区分 1: 0 - 4 9: 40 - 442: 5 - 9 10: 45 - 493: 10 – 14 11: 50 - 544: 15 – 19 12: 55 - 595: 20 – 24 13: 60 - 646: 25 – 29 14: 65 - 697: 30 – 34 15: 70+8: 35 - 39 agecat 到達年齢区分 2: 5 - 9 10: 45 - 493: 10 – 14 11: 50 - 544: 15 – 19 12: 55 - 595: 20 – 24 13: 60 - 646: 25 – 29 14: 65 - 697: 30 – 34 15: 70 - 748: 35 – 39 16: 75 - 799: 4