第6学年家庭科学习指导案作成练马区立高松小学校.PDFVIP

第６学年家庭科学習指導案 作成 練馬区立高松小学校 １ 題材名 「まかせてね！きょうのごはん」 ２ 題材の目標 ◇ 毎日の食事に関心をもち、調和のよい食事のあり方について考えたり、家族との楽し い食事を実践していこうとしたりする。【関心・意欲・態度】 ◇ 食品の選び方や組み合わせを工夫して家族が喜ぶ１食分の食事を考える。【創意工夫】 ◇ これまでの学習を生かして、調理実習計画を立て、安全に気を付けて調理する。 【技能】 ◇ 食品の選び方やいろいろな調理の仕方を理解する。【知識・理解】 ３ 観点別評価基準 関心・意欲・態度 創意工夫 技能 知識・理解 毎日の食事に関心 食品の選び方や組 学習したことを生 旬を生かした食品 をもち、調和のよい み合わせを工夫し かして、調理実習計 の選び方やいろい 食事のあり方につ て、家族が喜ぶ１食 画を立て、安全に気 ろな調理の仕方を いて考えたり、家族 分の食事を考えて をつけて調理して 理解する。 との楽しい食事を いる。 いる。 実践していこうと したりしている。 ４ 題材について （１）エネルギー環境教育との関連 食事は健康な生活を送る上で不可欠である。また、家族とのふれあいを考えてみ ても食卓の果たす役割は大きい。ところが、近年、摂取食品の偏り、外食の増加、 欠食、個食、孤食、安全性など、食に関する様々な問題がクローズアップされてき ている。 本題材は、児童が日常の食生活に関心をもち、理想的な食事はどうあればよいの かを考える中で、食材の選び方や栄養のバランスのとれた献立作りの大切さに目を 向け、学校や家庭での実践を通して家族とともに食生活について見直し考えること をねらいとしている。児童にとって「食」は毎日の生活にかかわる題材なので、関 心をもちやすく日常生活への気付きが広がると考えられる。また毎日の身近なこと である故に学んだことが日常生活で実践されていくことが期待される。 一方、食をエネルギー環境の視点から考えてみると、外国や遠隔地からの食材を 輸送するためのエネルギーや化石燃料を用いたハウス栽培にかかるエネルギーの問 題、調理法による無駄や台所から出るゴミの問題など、そのつながりは深い。 本題材に取り入れた「旬素材の学習」は、環境省が２００６年２月に発行した「地 球温暖化防止のための環境学習プログラム」を基にしている。このプログラムを取 り入れることにより、食材には本来味がよく、食べごろの時期である「旬」がある こと、季節はずれの食材を供給するために様々な工夫やエネルギー消費が行われて いることを理解させ、省エネ生活への意識を高めたいと考えた。とくに食材選びに ついては、「旬」「地産地消」の良さを考えさせたい。食材を 「旬」の視点から考え ていく学習は、児童に食とエネルギーの関係について気付かせ、食生活に対しての 見方、考え方に新たな視点をもたせるとともに、５年生で学習した生産活動におけ るエネルギー消費を消費者の立場からも考える良い機会となるだろう。食について 栄養、添加物、旬素材、エネルギー消費など、様々な視点から考えたり、実際に献 立を立て調理する活動をしたりすることで、実践力も育んでいきたいと考える。 （２）児童の実態 本学級の児童は、調理実習が大好きである。５年生のときから何度か行った実習 でも、楽しく協力して調理する姿が見られた。夏休みの家庭学習では、家族ととも に食事作りにチャレンジした児童がクラスの半数近くになるなど調理への関心は高 い。児童はこれまで、家庭科の学習で栄養のバランスなど食の知識を学ぶとともに、 調理実習の際にはできるだけゴミをださない、水を汚さない、水・ガス