兵 库 県 に お け る 地 震 被 害 轻 减 の た め の 目 标 に つ.pdfVIP

兵 庫 県 に お け る地 震 被 害 軽 減 の た め の 目標 に つ い て 平 成 2 1 年 ４ 月 2 7 日 兵 庫 県 知 事 井 戸 敏 三 １ 東 南海 ・南 海 地 震 の死 者 数 半減 を減 災 目標 と して い る国の「地 震 防 災 戦 略 」 に つ い て 、 「政 府 が 要 請 して い る地 域 目標 を本 県 が策 定 して い な い 」 との指 摘 が あ っ た。 ２ しか しな が ら、 本 県 で は 、国の東 南海 ・南 海 地 震 防 災 戦 略 で 要 請 され て い る形 で は な い が 、 本 県 の実 態 に 応 じて 、 事 業 ご との整 備 目標 を定め、実 質 的 に は 同等 の減 災 目標 を掲 げ て い る。 ３ 本 県 で は 、 地 震 被 害 予 測 シ ス テ ム (フ ェ ニ ッ ク ス 防 災 シ ス テ ム )を 構 築 ・運 用 し、死 者 数 等 の被 害 量 を予 測 して い る。 （これ は 、 想 定 地 震 の震 源 地 、 規 模 等 を 任 意 に設 定 で き る他 府 県 に先 行 した シ ス テ ム で あ る。） この被 害 量 の 予 測 に基づ く減 災 目標 につ い て は 、そ れ ぞ れ の事 業 ご とに整 備 目標 を定め、 これ に基 づ き、 毎 年 度 予 算 化 を行い、事 業 の推 進 を図 っ て い る。 ４ 例え ば 、国が 死 者 数 半減 の 算 定 項 目 と して い る住 宅 の 耐 震 化 、 家 具 の 固 定 、 急 傾 斜 地 の危 険 箇 所 の解 消 等 を整 備 目標 に基づ き計 画 的 に推 進 して お り、 これ に よ り、山崎 断 層 帯 地 震 （主 部 全 体 ）の 場 合 、 県 内想 定 死 者 数 7,500 人 (中央 防 災 会 議 の被 害 想 定 )を 約 3,460 人 に 半減 させ る こ と と して い る （平成 14 年 度 ～ 23 年 度 の 10 カ年 ）。 ５ な お 、県の 地 震 被 害想 定 を よ り精 緻 な もの とす るた め、 平 成 21 ～ 22 年 度 に見 直 しを行 うが 、 これ に連 動 して 、 フ ェ ニ ックス 防 災 シ ス テ ム の被 害 予 測 の修 正 を 行い、 ま た 、 事 業 ご との整 備 目標 につ い て も、 そ の結 果を踏 ま え、必 要 に応 じて 見 直 す 予 定 で あ る。 【問い合わせ 先】 企 画 県 民 部 防 災 企 画 局 防災 計 画 室 防 災 計 画係 TEL ０ ７ ８－ ３ ６ ２－ ９ ８ ０ ９ 兵庫県における地震被害軽減のための目標 Ⅰ 住宅の耐震化等 具体目標 No アクション項目 H19年度末 H21年度末 H22年度末 H23年度末 指標（達成･維持目標） （現状） （目標） （目標） （目標） １ 住宅の耐震化 住宅の耐震化率 78% （H15） 97% （H27） （H27までに97％） ２ 安全・安心住宅 現地派遣回数 － 30回／年 30回／年 30回／年 ﾘﾌｫｰﾑｱﾄﾞﾊﾞｲｻﾞｰ （年間30回） ３ 多数利用建築物 改修助成回数 － 40回／年