指导资料（教职员用）.PDF

指導資料（教職員用） 拉致問題に対する理解を深めるために 平成２６年３月 鳥取県教育委員会 目 次 １ 拉致問題について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１ 【教材】拉致被害者ご家族へのインタビュー記録・・・・・・・・・２ ２ 学習指導事例について （１）指導上の留意点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・４ （２）小学校（高学年）の指導事例 ○アニメ 「めぐみ」を取り上げた指導例・・・・・・・・・・・・５ 【教材】子どもの権利条約カード・・・・・・・・・・・・・ ・・６ （３）中学校の指導事例 ○インタビュー記録を取り上げた指導例・・・・・・・・・・ ・・８ 【教材】世界人権宣言カード・・・・ ・・・・・・・・・・・・・９ （４）高等学校の指導事例 ○新聞の社説を取り上げた指導例・・・・・ ・・・・・・・・・ １１ ＜参考資料＞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ １２ 本資料は、児童生徒の発達段階等に応じて、拉致問題に対する理解を深めることを通して、 人権教育のより一層の推進を図ることを目的に作成したものです。 １ 拉致問題について 1970 年代から 80 年代にかけて、日本人が不自然 年 主な出来事 1969 上田英司さん行方不明に な形で姿を消す事件が続けて発生し、北朝鮮当局に 1975 木町勇人さん行方不明に より拉致されたのではないかと疑われています。 1977 松本京子さん行方不明に 古都瑞子さん行方不明に 鳥取県には、1977（昭和52）年に行方不明になり、 1988 矢倉富康さん行方不明に 2006 （平成18）年、日本政府により拉致被害者と認 2002 日朝首脳会談 まつもときょうこ やくら （北朝鮮が拉致を認める） 定された松本京子さん（米子市出身）の他にも、矢倉 2006 「北朝鮮人権法」制定 とみやす ふるいちみずこ 松本京子さんの拉致被害認定 富康さん(米子市出身)、古都瑞子さん(日南町出身)、 2011 人権教育・啓発基本計画一部変更 うえだえいじ きまち はやと 上田英司さん(伯耆町出身)、木町勇人さん(大山町 （拉致問題を追加） 出身)が拉致されたと疑われています。 北朝鮮当局は、2002 （平成14）年9 月の日朝首脳 会談において初めて日本人の拉致を認め、謝罪しま した。これを受け、同年10 月、5 名の拉致被害者の 帰国が実現しました。 国際連合は、2003 （平成15）年以来毎年、北朝鮮 に対して拉致被害者の即時帰国を含めた拉致問題 の早急な解決を強く要求しています。 我が国では、2006 （平成18）年6 月、「拉致問題 その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に ▲「必ず取り戻す！北朝鮮による日本人拉致問題」 関する法律」（北朝鮮人権法）が制定され、拉致問 　（政府広報オンライン） 題に関する国民世論の啓発を図ることが国及び地 方公共団体の責務であると定められました。さらに、2008 （平成20）年3 月に