社会福祉法人北光福祉会事业报告.PDFVIP

社会福祉法人 北光福祉会 事業報告 「公益性や非営利性の徹底、説明責任、地域社会への貢献」という大きな３つの 柱を示し、社会福祉法を変えようとしている国は、一方で社会福祉法人自らの変革 をも求めている。 当法人は、児童養護施設北光学園に始まり、昭和２９年に社会福祉法人の認可を 受け、平成２６年１２月でもって創立６０周年を迎えたが、その間、障害児入所施 設ひまわり学園、障害者支援施設向陽園と施設を増やし、さらに障害者グループホ ームの運営や障害児・者の通所事業の運営など事業所数を広げ、ここまで事業を継 続してこられたことは、喜びとすべきことである。その節目を記念して１２月に、 記念講演、記念式典、記念祝賀会の行事を感謝と喜びのうちに終えたところである。 これまでは、三カ所の入所施設のそれぞれの目的に沿って、独自性を尊重した運 営に当たってきた歴史があるが、近年においては相互交流や学び合いを行い、全体 としての組織強化に努めてきた。しかし一方で職員による事故等と続いてしまった ことを重く受け止め、役職員全体が思いをひとつにし、共通認識の上に立ってこれ からの事業を進めるべく、「社会福祉法人北光福祉会基本理念、同基本方針、法人 是」を新たに制定したところである。 さらに、平成２７年度以降における法人組織の改革にも着手し、ひまわり学園や 向陽園の運営管理下において運営してきたしてきたグループホームや日中活動事 業所を 「地域生活支援パオ」という新管理部門の立ち上げや、法人本部の効率的推 進や責任体制の確立を図ることを目的とした 「法人本部規程」の制定なども推し進 めたところである。 遠軽町、湧別町、佐呂間町をはじめとする市町村、教育・行政といった関係機関 とも協力関係を保ち、より一層の児童福祉及び障害者福祉の充実にも努めることが できた。 昭和２９年の設立から６０年目の大きな節目を迎えた当法人は、何を護りそして、 どう変化していくのかが問われた中で、次の時代に向けた基礎を再構築し得た一年 であった。 1 平成 ２６年度の主な出来事 月 日 事 項 内 容 ４月１ 日付で湯浅正邦理事長の北光学園長就任に伴い、職 ４月 １ 日 星 屋 理 事 長 就 任 務代理者 １位であった星屋泰賢理事が第７代 目の理事長に 就任する。 本部管理棟会議室にて、新採用職員をはじめ昇格、正規 ４月 ２ 日 辞 令 交 付 式 挙 行 職員登用、任用期 間更新となる職員５１名 に対して星屋理 事長より辞令を交付される 創立６０周年記念 （第９回）北光福祉会チャリティパーテイを 実施。地域の多くの支援者との交流や事業活動の啓蒙を図 創 立 ６ ０ 周 年 記 念 った。６０年の感謝を込めてオリジナルうちわやポケットティッ ９月 ５ 日 チ ャ リ ティ パ ー テイ 実 施 シュを来場者 に配布して好評を博した。理事長賞として 「掃 除ロボット」が用意された抽選会も盛況な盛り上がりを見せ た。 平成２７年度の職員採用を３回に分けて実施。１０月中旬、 １０月１４ 日 職 員 採 用 試 験 １２月上旬、２月中旬に試験を行い、５名を職員として採用。 遠軽町福祉センターにて法人創立６０周年、北光学園開園 ６２周年、ひまわり学園