一般用検査薬の拡大に関する臨床検査薬業界の考え方.PDFVIP

当日配布資料 資 料 ２－１ 一般用検査薬の拡大に関する 臨床検査薬業界の考え方 平成26年8月20 日（水） (一社）日本臨床検査薬協会 日本OTC医薬品協会 米国医療機器・IVD工業会（AMDD) 欧州ビジネス協会（EBC） 本日の内容 １．一般用検査薬拡大の意義 ２．OTC検査薬の将来像 ３．現状の課題 ４．これからのOTC検査薬の考え方（検体） ５．これからのOTC検査薬の考え方（方法） ６．これからのOTC検査薬の考え方（性能） ７．まとめ 参考資料 １．OTC検査薬の現状 ２．OTC検査薬に対する生活者の意識 ３．海外のOTC検査薬との比較 ４．海外のOTC検査薬（例） ５．要望項目の分類 ６．OTC検査薬の受容性調査（Web調査） 2 ７．臨薬協・OTC協会がOTC化を要望する検査項目(49項目) 一般用検査薬拡大の意義 １．国民の自分の健康状態を知る権利と機会の拡大が図れる。 ・特定健診を含め、健診の機会は年１回。人間ドックの活用には、多く の費用と時間の拘束がある。 ・体調不良を含め疾患の可能性がない限り、診療所、病院には行かな い。 ２．疾病の早期対応、発症の予防、疾病の悪化防止などに貢 献できると考えられる。 ・一般用（OTC）検査薬（以下、OTC検査薬）を活用し、自分自身の健 康状態を把握できる。 ・健康と思われても、検査値の異常があれば、医療機関の受診を促す ことができる。 ３．生活習慣病予備群等においても、生活習慣の改善努力の 動機付けとしても活用できる。 3 OTC検査薬の将来像 生活 者 薬剤師等による 適切な情報提供 現在の 新しいOTC検査薬 受 OTC検査薬 診 受 受 検定 診 診 査期 の的 継な 医師に よる 治療 続 OTC検査薬の範囲拡大による未対応の一般生活者の減少と早期治療機会が拡大 4 現 状 の 課 題 １．医療用の体外診断用医薬品は、添付文書、パッケージ記載 事項での情報提供及び包装単位が一般使用者向けでなく、 十分ではない。 ２．一般生活者のOTC検査薬で知りたいこと（コレステロール値 、がん、中性脂肪、血糖値、インフルエンザなど）を満足でき ていない。