特産果樹生産情報第4号平成QT年7月2日発表.PDFVIP

特産果樹生産情報第４号 平成25年７月２日発表 （７月３日～８月２日） 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 園地が乾燥しているので、かん水を！ おうとう、うめ、あんずは適期収穫と収穫後防除の徹底を!! 西洋なし、ももはモモシンクイガ防除の徹底を!!! Ⅰ 要 約 ○園地が乾燥しているので、かん水する。 〇ぶどうは摘心、摘房、摘粒等の管理作業を適期に行う。 〇おうとうは収穫前の灰星病防除等を徹底し、適期収穫に努める。 また、褐色せん孔病が発生すると早期落葉するので、収穫後の防除を必ず行う。 ○西洋なしは輪紋病防除のため、10日間隔の薬剤散布を厳守する。 ○もものせん孔細菌病対策では、新梢に発生する夏型枝病斑は重要な伝染源になる ので、見つけ次第、速やかに切り取って処分する。 ○うめ・あんずでは適期収穫に努める。また環紋葉枯病が発生すると早期落葉する ので、収穫後の防除を必ず行う。 ○西洋なし、ももではモモシンクイガの防除対策を徹底する。 Ⅱ 生産情報 １ 生育概況 露地ぶどうの開花日は、黒石（りんご研究所）のスチューベンが６月20日、五 戸（りんご研究所県南果樹部）のキャンベル・アーリーが６月23日でそれぞれ平 年並みであった。満開日は、黒石のスチューベンが平年より１日遅い６月23日、 五戸のキャンベル・アーリーが平年より１日早い６月25日であった。 おうとうの収穫は、佐藤錦が南部町で６月25日ころから始まった。紅秀峰、南 陽などの晩生種は７月５日ころからと見込まれる。 ６月30日現在、西洋なし、ももの果実肥大は、平年を下回っている。 露地ぶどうの生育ステージ （７月１日現在、りんご研究所） 品 種 ｷｬﾝﾍﾞﾙ･ｱｰﾘｰ スチューベン 年 地 域 五 戸 五 戸 黒 石 本 年 6.23 6.29 6.20 開 花 日 平年 6.23 6.26 (6.20) 前 年 6.29 7.1 6.22 本 年 6.25 7.1 6.23 満 開 日 平年 6.26 6.28 (6.22) 前 年 6.30 7.2 6.26 本 年 7.1 落 花 日 平年 6.30 7.5 (6.30) 前 年 7.5 7.11 7.4 注 ( )内は過去13年の平均値 キャンベル・アーリー（無加温ハウス）の生育ステージ （７月１日現在、りんご研究所県南果樹部、県生育観測ほ） 地 域 年 五 戸 三 戸 本 年 6.10 5.18 開 花 日 平年 (5.28) (5.13) 前 年