Title 教育支援システムとしてのXCAMPUS 森田, 裕之.PDFVIP

    Title 教育支援システムとしてのXCAMPUS Author(s) 森田, 裕之 Editor(s) Citation 総合情報センター年報情報. 2000, 6, p.41-48 Issue Date 2000-03-31 URL /10466/10942 Rights http://repository.osakafu-u.ac.jp/dspace/ 教育支援システムとしてのXCAMPUS 大阪府立大学経済学部　森田　裕之 1．はじめに を導入し、利用できるようになった。NEEDSのデータベース自体は、これまでも利用可能であった が、検索を汎用機上で利用可能なアプリケーションに頼っていた。それが今年度からの総合清報セン ターの情報システムの変更に伴い、利用できなくなるにいたって、その代替システムとしてこの XCAMPUSを導入させて頂くことになった。このアプリケーションは、神戸商科大学教授である斎 藤清先生が開発されたものであり、過去10年以上にわたって、汎用機、ワークステーション、そ してパーソナルコンピュータで利用されてきた実績も信頼性もある大変優れたアプリケーションであ る。今回、斎藤先生の御厚意により、教育用システムとしてXCAMPUSを利用させていただくこと となった。導入されたのはパーソナルコンピュータ上のWebを利用したバージョンであり、ネット スケープやインターネットエクスプローラ上で利用できるものである。そのため学生にも比較的抵抗 なく、しかも容易に利用することができるものと考えられる。汎用機で利用していたときは、教員の 立場からは利用に問題はないものの、学生に実習として利用させるには、パーソナルコンピュータの 操作とは異なるため課題が多かった。またデータを利用するまでにかなりの時間を要してしまうため に、実際にはなかなか利用できないのが現状であった。一…方Web版のXCAMPUSでは、情報基礎な どで利用しているパーソナルコンピュータ上で、しかもなじみのあるアプリケーション上で利用でき るため、使いこなすまでの時間は非常に短時間で済む。これは講義で利用する立場としては、アプリ ケーションの説明にあまり時間をかける必要がなく、より本質的な内容に時間をかけることができる ため大きな利点となる。今回は著者の講義である経営戦略論（経済学部専門科目）で実習する際に XCAMPUSを利用した例を報告させていただき、少しでも今後の利用の参考にしていただければ幸 いであると思う。以下ではWbb版のXCAMPUSの概要を簡単に紹介した後、実習で利用した状況に ついて報告させていただくことにする。 2．W6b版XCAMPUSの概要 いるが、今回本学では、Windowsサーバ対応のものを導入させていただいた。このバージョンは、ブ ラウザ上で実行することができる。そのため学生にとっては、基本的な操作を知っているブラウザ上 でアプリケーションを利用できることになり、新しいアプリケーションに対する抵抗は非常に小さく なると考えられる。以下では簡単に操作の流れを紹介させていただく。 　まず最初にブラウザ（ネットスケープでもインターネットエクスプローラでもかまわない1）を起動 1ただしプログラムを実行した後の結果データをコピー＆ペーストする際には、ブラウザによって多 少操作が異なるので注意されたい。 一41一 し、XCAMPUSの始点のページを呼び出す2（図1参照）。 灘謡難欝灘醗灘網灘懸　　　　h量tp〃・・。ゆ憾。帥t尉。・戸田・・IPん・b・酬　　　　　　　　　　　震　1欄響 　、 F繍 堰@軸く｝＾