材料と加工法.docVIP

１年２組　技術?家庭科（技術分野）学習指導案 場所　　　木工室 指導者　　 １．題材名　材料と加工法 ２．単元の目標 　（１）生活や技術への関心?意欲?態度 　　?材料と加工に関する特徴や技術を、適切に評価し、調べようとする。 （２）生活を工夫し創造する能力 　　　?材料と加工に関する技術の課題を明確にし、社会的、環境的、経済的面から比較し、解決策を見いだすことができる。 　（３）生活の技能 　　　?工具や機器を正しい使用方法に基づいて適切に操作することができる。 　（４）生活や技術についての知識?理解 　　　?材料の特徴と利用方法及び材料に適した加工法についての知識を身に付け、理解する。 ３．指導にあたって 　（１）教材観 　　　　小学校の図工などで、木材やその他の材料を使っての製作活動を行っている。しかし、材料は与えられたものを使い、材料についての特徴などの学習はあまり行わず、製作するだけにとどまっている。 　　　　現代、人は様々な製品に囲まれて生活を送っている。それらの製品を作るためには、様々な材料や加工法が使われている。また、環境面や社会的な面から多くの材料や加工法が開発され、それが今の産業を支えている。様々な製品を作るために必要な材料と加工法を学ぶことで、資源の有効利用や自然環境の保全に対する関心を高める。また、生活における製品の必要性、価格、製造、使用、廃棄の視点から豊かな生活を考えることができる教材である。 　（２）生徒観 　　　　１年２組は、授業規律がしっかりと身に付いており、集中して授業に取り組める雰囲気がある。発表となると消極的になる場面が見られるが、課題に対しての取り組み意欲はよく、しっかりと考えることができている。発言しやすいように、グループ活動をなるべく多くおこない、意見交換をおこなった上で授業を進めるようにしている。 座学の場面や課題解決場面の中で、思考判断が必要になる学習では苦手意識を持っている生徒が多い。しかし、作業をともなう技術の製作活動では意欲的に行う生徒がほとんどである。 　（３）指導観 　　　　この学習を通して、製品を作るためには、材料の種類や特徴を知ることが必要であることを実感させたい。また、材料ごとに加工法が違うため、工具を適切に使用することの必要性に気づかせたい。材料や加工法が社会や環境に影響を与えていることにも注目させ、それらの関わりを考えていくことがよりよい生活を送るためには必要なことであることを考慮しながら指導していきたい。 　（４）いしかわ学びの指針１２か条との関連 　　　　１条の力を付けるために、製品を作るときにはどのような材料を使うかを考えさせ、その根拠をワークシートに明記させ、グループ協議や発表の中で説明させたい。 　　　　３条の力を付けるために、環境を考慮した、自分の生活に必要な製作品の構想を考えさせたい。 ４．題材の指導計画と評価規準 　　　一次　材料と加工の技術について知ろう １時間 　　　二次　材料の基本的な性質を調べよう ２時間（本時１／２） 　　　三次　製品を丈夫にする工夫を知ろう １時間 　　　四次　材料に適した加工法を知ろう １時間 　　 全５時間 評　価　規　準 観　　点 次 配時 おもな学習内容 ① ② ③ ④ 一 １ ○材料と加工の技術 ?身の回りの製品がどのような材料や加工法で作られているか調べる。 ○身の回りの製品に使われている材料について調べている。 ○ 二 ２ ○材料の基本的な性質① ?木材、金属、プラスチックの性質について実物を通じて調べる。 ○木材、金属、プラスチックなどの特徴と性質を調べている。 ○木材、金属、プラスチックの主な特徴と性質についての知識を理解できる。 ○ ○ ３ ○材料の基本的な性質② ?木材、金属、プラスチックの特徴や性質について調べる。 ○木材、金属、プラスチックの特徴と性質、種類についての知識を身に付けている。 ○ 三 ４ ○製品を丈夫にする工夫 ?実際の建物を参考に、丈夫にするための工夫を調べまとめる。 ○材料や製品に適した丈夫な構造についての知識を身に付けている。 ○ 四 ５ ○材料に適した加工法 ?材料に応じて、どのような工具や機器を選択すればよいか調べる。 ○材料に適した工具や機器についての知識を身に付けている。 ○ ５．本時の指導 　（１）題材 材料の基本的な性質を調べよう 　（２）目標 木材、金属、プラスチックの特徴と性質を調べている。【生活や技術への関心?意欲?態度】 木材、金属、プラスチックの特徴と性質についての知識を理解できる。 【生活や技術についての知識?理解】 　（３）いしかわ学びの指針１２か条