軌道力学系システムの現場から - UNISEC 大学宇宙工学 ....pdfVIP

軌道力学系システムの現場から

2013年3月23日

富士通株式会社

ﾃｸﾆｶﾙｺﾝﾋﾟｭｰﾃｨﾝｸﾞ･ｿﾘｭｰｼｮﾝ事業本部

青木尋子

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お話の内容

１．はじめに

２．軌道力学系の留意事項

３．軌道決定のエッセンス

４．軌道力学系システムの歴史

５．システム事例

６．これからの軌道力学系

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１．はじめに

追跡管制システムの中の位置付け（最もｐｒｉｍｉｔｉｖｅな）

ﾃﾚﾒﾄﾘﾃﾞｰﾀ：衛星機器状態の情報信号

ｺﾏﾝﾄﾞ：衛星機器を操作するための指令信号

測距ﾃﾞｰﾀ：地上－衛星折り返し電波による距離、距離変化率

追跡管制システム

ﾃﾚﾒ

←ﾃﾚﾒﾄﾘﾃﾞｰﾀｺﾏﾝﾄﾞ

衛星管制系

ｺﾏﾝﾄﾞ→

測距

↑各種軌道情報ﾈｯﾄﾜｰｸ管制系

←測距ﾃﾞｰﾀ

軌道力学系

ｱﾝﾃﾅ予報値→

衛星の運動を

推定・予測する

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１．はじめに

軌道推定・予測の必要性（最もprimitiveな）

観測今、衛星は

測距ﾃﾞｰﾀ取得どこにいる？

ｱﾝﾃﾅ捕捉追跡管制軌道推定

サイクル

軌道予測

○日後、衛星は

ｱﾝﾃﾅ予報値作成どこにいる？

地上と衛星間はアンテナによる電波のやりとり。

アンテナを衛星の方向に向けるために衛星の位置を

知る必要がある。

⇒衛星捕捉・追尾を繰り返す⇒追跡管制サイクルをまわす

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１．はじめに

軌道力学系システムの役割～いろいろあります

●軌道決定／予測

●軌道制御計画立案（定型的なものはシステム化されている）

静止軌道、太陽同期準回帰軌道、準天頂軌道の投入計画／保持計画

●ネットワーク運用のための情報算出

アンテナ予報値、局可視、電波干渉予測・・・

●衛星運用計画のための情報算出

食、センサ干渉、太陽方向角度、オンボード軌道パラメータ・・・

●ミッション運用固有の情報算出

・地球観測計画立案に必要な軌道暦、局可視、太陽方向・・・

・センサ等、ミッションデータ処理に必要な軌道暦

・測位衛星の