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大学日本語専攻四級能力試験問題（２０１０） （試験時間:１６０分） 注意：解答はすべて解答用紙に書きなさい。 第一部分 聴解（１×２０＝２０点） 二、次の文の下線を付けた単語の正しい読み方や書き方を、後のＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄから一つ選びなさい。 君の歌は調子が狂っている。 　　Ａ、きょう　　　　Ｂ、く　　　　　　Ｃ、くら　　　　　　Ｄ、くる 話し合いは和やかに進んだ。 　　Ａ、すみ　　　　　Ｂ、なご　　　　　Ｃ、にぎ　　　　　　Ｄ、やわら 火が勢いよく燃えている。 　　Ａ、いきお　　　　Ｂ、せい　　　　　Ｃ、いきう　　　　　Ｄ、ぜい この問題は早く始末をつけたい。 　　Ａ、しすえ　　　　Ｂ、しばつ　　　　Ｃ、しまつ　　　　　Ｄ、しまち 近くの温泉からは白い湯気が立ち上がっている。 　　Ａ、たんき　　　　Ｂ、とうげ　　　　Ｃ、ゆけ　　　　　　Ｄ、ゆげ 息をころして草むらにかくれる。 　　Ａ、殺　　　　　　Ｂ、閉　　　　　　Ｃ、探　　　　　　　Ｄ、屏 このみの服を着て出かける。 Ａ、喜　　　　　　Ｂ、好　　　　　　Ｃ、悦　　　　　　　Ｄ、愉 風呂上がりの顔が赤みをおびる。 Ａ、浴　　　　　　Ｂ、付　　　　　　Ｃ、帯　　　　　　Ｄ、顕 話しぶりにひとがらが表れる。 　　Ａ、人情　　　　　Ｂ、人柄　　　　　Ｃ、事柄　　　　　Ｄ、人格 結構なお品をいただきちょうほうしています。 Ａ、長放　　　　　Ｂ、兆報　　　　　Ｃ、調法　　　　　Ｄ、重宝 次の文の＿に入れるのに最も適当な言葉を後のＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄから一つ選びなさい。（１×１５＝１５点） 留学先へ行ったらいきなり厳しい環境に＿れた。 　　Ａ、あらわ　　　　Ｂ、うばわ　　　　Ｃ、さらさ　　　　Ｄ、やら 山を＿、谷と＿桜の花が咲き満ちている。 　　Ａ、くわず　　　　Ｂ、きかず　　　　Ｃ、とわず　　　　Ｄ、いわず ＿もなく嫌うことを日本語では「食わず嫌い」という。 　　Ａ、わけ　　　　　Ｂ、はず　　　　　Ｃ、もの　　　　　Ｄ、こと 登録された盗難件数はまだ＿一割程度にすぎない。 　　Ａ、さんの　　　　Ｂ、たんの　　　　Ｃ、なんの　　　　Ｄ、ほんの 組員一人一人の個性を上手に＿工夫をするのは難しい作業だ。 　　Ａ、まさか　　　　Ｂ、ならす　　　　Ｃ、いかす　　　　Ｄ、はなす 理由もなく＿にそうなるさまを、日本語では「ふっと」という。 　　Ａ、きゅう　　　　Ｂ、ぎゅう　　　　Ｃ、ちゅう　　　　Ｄ、じゅう この地域の経済状況は今までに＿展開をしている。 　　Ａ、よい　　　　　Ｂ、ない　　　　　Ｃ、せず　　　　　Ｄ、みる 審査結果が出るまで、ずっと気が＿でなかった。 　　Ａ、き　　　　　　Ｂ、ち　　　　　　Ｃ、ひ　　　　　　Ｄ、み あらゆる手段を取って販売を＿いく努力が不可欠です。 　　Ａ、めがけて　　Ｂ、むかえて　　Ｃ、ひろげて　　　Ｄ、そだてて 環境に＿商品の開発に力を入れる。 　　Ａ、ふさわしい　Ｂ、やさしい　　Ｃ、きびしい　　　Ｄ、やわらかい 予想しなかった＿驚いた。 　　Ａ、がけに　　　Ｂ、くせに　　　Ｃ、わりに　　　　Ｄ、のみに 彼は＿でうそをつくやつだから、気を付けたほうがいいぞ。 　　Ａ、げんき　　　Ｂ、のんき　　　Ｃ、ほんき　　　　Ｄ、へいき 一人前の料理人になるために＿努力が必要だ。 　　Ａ、かえざる　　Ｂ、かさざる　　Ｃ、たえざる　　　Ｄ、たたざる　　 つらいこと苦しいことを十分に経験することを、辛酸を＿という。 　　Ａ、やめる　　　Ｂ、なめる　　　Ｃ、さめる　　　　Ｄ、きめる　 たまたま目に入ることを目に＿という。 Ａ、かける　　　Ｂ、さめる　　　Ｃ、とめる　　　　Ｄ、ふれる 四、次の文の＿に入れるのに最も適当な言葉を後のＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄから一つ選びなさい。（１×１５＝１５点） スイッチを押しながら、左右の間＿行ったり来たりする。 　　Ａ、を　　　　　Ｂ、で　　　　　Ｃ、に　　　　　　Ｄ、へ 甲：さっき小林さんという人＿来ましたよ。　　 　　　乙：そうですか。小林さん＿私の高校に時の友達です。 Ａ、は?が　　　　Ｂ、が?が　　　Ｃ、が?は　　　　　Ｄ、は?は 爆発がほたへ及ばない＿、坑道に壁を作っていた。 　　Ａ、ゆえに　　　Ｂ、ように　　　Ｃ、ことに　　　　　Ｄ、だけに 花子は０２年から大会に連続出場しているが、なかなか良い成績を出＿。 　　Ａ、せないでいる　　　　　　　　　Ｂ、さないでいる Ｃ、せないである　　　　　　　　　Ｄ、さないである 甲：明日、もう何も考えないことにしているの。 　　　乙：人間は何も考えないで寝ていられる＿がない。 　　Ａ、もの　　　　Ｂ、はず　　　　Ｃ、こと　　　　Ｄ、ところ 被災地に行ってみた＿、あたりの家はほとんど水に浸かって、ひどい状態だった。