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Ｏ Ａ 機 器 編 目 次 第１章．情報機器概要 第２章．入力装置 第３章．表示装置 第４章．印刷装置 第５章．記憶装置 第６章．通信 第７章．情報処理に関する法規など はじめに 　このＯＡ機器テキストは、日本商工会議所主催日本語文書処理（ワープロ技能）検定２級および３級における文書処理技術常識問題の範囲の一部を集約したものです。 　要点のチェックと多くの問題?過去問題演習を中心にＯＡ機器?情報処理分野をマスターできるように構成されています。 日本商工会議所主催日本語文書処理（ワープロ技能）検定の学科試験 日本語問題 文書処理技術常識問題 内 容 文章の読解 ワープロの扱いに関する知識 漢字の読書き ＯＡ機器の種類 文書の作成方法 ワープロによる文書作成 対 策 法 高校入試問題程度の現代文 ＯＡ機器（情報処理基礎） 文書実務 用語辞典 　　※学科試験は２科目あり、それぞれ７０点以上の得点が必要。 第１章．情報機器概要 １．ハードウェア（本体と周辺機器） 　ハードウェアとは、コンピュータ本体やコンピュータシステムを構成する機器の総称。 図１－１．主な周辺機器 ２．コンピュータの種類 コンピュータの種類 おもな用途と特徴 スーパーコンピュータ 宇宙開発、気象観測、原子力。 汎用コンピュータ （メインフレーム） データベースなどの大規模なシステムの処理を専門に行う大型コンピュータのこと。 オフィスコンピュータ 財務管理や伝票発行などの事務処理を専門に行う小型コンピュータ。 ワークステーション 一般に、パソコンより高性能の小型コンピュータ。使用目的により、事務処理を行うものとＣＡＤやＣＧなどの制作を行うものに大別される。最近では、パソコンの性能が向上したため、ワークステーションとパソコンの区別がしにくくなっている。 パーソナルコンピュータ （パソコン） 小型のコンピュータで主に個人用として使用されてきたが、性能の向上に伴い企業内でも広く使用されるようになった。 マイクロコンピュータ （マイコン） 演算処理を行うマイクロプロセッサとメモリをひとつのＬＳＩチップに集積したＩＣ（集積回路）のこと。ある目的のためだけにプログラムされたもので、具体的には家電製品などの電子制御などがある。 ３．本体内部 　本体内部には、人間の脳にあたるＣＰＵがある。これを含め主要な装置を図のようにし、これをコンピュータの５大要素という。 ４．ソフトウェア 　パソコン本体や周辺機器をハードウェアと呼ぶのに対して、それらを動かすためのプログラムやそのマニュアルをソフトウェアという。パソコンは単体では何の機能もなさない。しかし、ソフトウェアと組み合わせることによってパソコンはワープロ機能を持ったり計算機能を発揮できる。 〔１〕ソフトウェアの分類 ①システムソフトウェア 　システムソフトはコンピュータを動かすための基本的なソフト。この中で代表的なものにＯＳ（オペレーティングシステム）がある。ＯＳはソフトウェアの中でもすべてのハードウェアの監視をしたり制御をする基本ソフトウェアともいう。これがないとすべてのソフトウェアが使用できない。 表１－１．オペレーティングシステムの種類 ＯＳ名 お　も　な　特　徴 タスク 指　示 MS-DOS 従来のパーソナルコンピュータで標準的なＯＳとして使用されていた。 シングル＊１ ＣＵＩ MS-Windows パソコン用に、Windows98,Me,XP-homeが、ネットワークサーバー用に、WindowsNT,2000，XP-Proがリリースされている。 マルチ＊２ ＧＵＩ＊３ UNIX ワークステーション／Ｃ言語で直接制御できる マルチ ＧＵＩ ＯＳ／２ ワークステーション／いくつかの窓で作業ができる マルチ ＧＵＩ ②応用（アプリケーション）ソフトウェア 　コンピュータを特定の目的に利用するためのソフトウェア。 表１－２．おもなアプリケーションソフトウェア 使用目的 おもなソフトウェア名 ワープロ　＊４ 一太郎（ジャストシステム）　MS-Word（マイクロソフト社） 表計算＊４ Lotus1-2-3（ロータス） MS-Excel（マイクロソフト社） ???????＊４ BASIC　Ｃ　COBOL　FORTRAN VisualBASIC など ブラウザ Internet Explore Netscape Navigator メーラー Outlook Expr