地下空间开発利用.pdf

資料２－１ 地下空間開発利用方向 （於：地域振興構想研究会） 平成２０年７月３日 (財）エンジニアリング振興協会 地下開発利用研究センター 入澤 博 項目 １．地域振興構想と地下開発利用 ２．地層処分事業に関する技術開発認識 ３．地下空間開発利用検討視点 ４．地下空間開発利用歴史 ５．地下空間開発利用近年動向 ６．地下空間開発利用メリット、デメリット ７、地下開発利用検討地下特性項目 ８．地下開発利用ユーザー視点 （参考１）大深度地下利用制度概要 （参考２）地下利用事例 施設別 （参考３）地下に関連したアミューズメントパーク １．地域振興構想と地下開発利用 • 地層処分事業立地地域に地下開発利用技術 高度な集積が行われ関連する研究機関、企業集 積も相当なもとなると想定。 • 地層処分事業相当長期間に亘る事業でそ期間 を通じ高度なモニタリングなども行われるもと想定。 • 立地地域における研究機関、企業などにおける高度 な技術研究開発実施も想定。 • これら技術等集積（地域主力産業）を活かせ、 地上と有機的に連携をした地下開発利用が可能と なる。地上みで考えられない地域振興「きっ かけ」ができるもと思料。 １ ２．地層処分事業に関する技術認識 • 地層処分技術基盤既に整備済み。（基本的な地下 開発利用技術が応用可能） • 地層処分技術・研究開発、今後経済性や効率性 向上等を目指すとともに、安全に関する信頼性をより一 層向上することを目的に今後とも継続される。（高度な 地下開発利用技術発展） • 技術・研究開発実施NUMO、日本原子力研究開発 機構を中心とする研究開発機関で実施される。（研究開 発機能大きな集積） • また、NUMO等において地層処分関連技術研究 開発等を効率的に実施するため国際協力事業を実 施している。（国際的な広がり） ２ ３．地下空間開発利用検討視点 • 検討視点、一般的に都市地域において 、土地利用制約、地価問題、環境問題、 最近、景観問題等を反映していわ課題 解決型視点であり、地方において、地域 活性化へ手段としていわ新規資源活 用型視点が強いと言える。 • 本件も地層処分実施企業立地に伴う地域 産業（地域資源）活用型アプローチと考え られるでないか。 ３ ４．地下空間開発利用歴史 • 古く数百年前人類穴居生活に遡る。 • 近代から現代、都市部を中心に社会資本 整備一環で、都市交通、エネルギー、通信、 上下水道など色々な分野で地下利用、また、 商業空間不足から地下街開発が進展。 • 地方において、地下空間利用関心地域 特性を生かした資源活用型一環として指 向され各地鉱山跡地や宇都宮大谷石採 石跡地利用に見られるような地域特性活用方 策で進展。 ４ ５．地下空間開発利用近年動向 • 1990年前後に、宇宙、海洋に続く第3フロン ティアとして「地下」が語られる。都市部を中心 とする地価高騰、トンネル掘削技術向上、 民間企業、行政庁等から地下利用構想 相次いだ発表。そ中で法制度上問題、技 術的問題、人間生活心理的問題などを総合 的に解決していく必要を認識。 • 2000年5月に「大深度地下公共的使用に