见附市公立保育园民営化等実施计画.PDFVIP

見附市公立保育園民営化等実施計画 １．目的 この計画は、見附市公立保育園民営化等ガイドラインに基づいて公立保育園の民営化等を 実施するものです。 近年、ゆるやかに出生数が減っている状況ではありますが、夫婦共働き世帯の増加及び女 性の就業率の向上、保護者の就労形態の多様化などにより、低年齢児保育及び延長保育の児 童数が増加するなど、保育ニーズも多様化しています。 そのような状況下で安心してこどもを産み育て、意欲をもって働ける社会環境の整備が求 められており、子育て支援の役割を担う保育園においては、効果的な保育サービスの提供、 多種・多様な保育ニーズの対応など、保育サービスの一層の充実が求められております。 また、財政面では、計画的な施設修繕、効率的な保育運営が求められており、市内におけ る公立保育園の適正な配置 （統廃合）や積極的な民間活力の導入等を進め、民間保育園の持 つ柔軟性や効率性を活かし、すべての園がそれぞれの特性を十分に発揮して保育を行うこと により、子育て環境の更なる充実や保育サービス全体の向上に努めます。 ２．見附市の現況 （１）保育所の状況 見附市の就学前児童数は、平成 19 年 4 月 1 日現在1,991 人だったのに対し、平成23 年４月 1 日現在では、1,877 人となっています。この尐子化の状況は今後もますます進ん でいくと考えられます。 見附市の保育施設の平成23 年4 月1 日現在の状況は、公立7 園、私立4 園、地域4 園 の計15 園あり、見附市内の保育園への入園児状況は、公立保育園は７園中6 園が定員を 下回る園児数である中、私立保育園は4 園全部が定員を超えた園児数の受入れとなってい ます。 今後、尐子化が進んでいく中で、市全体の保育施設数や定員を見直しながら、保育施設 の再編を行う必要があると考えます。 ０～５歳地区別人口の推移（23.4.1 現在。市民生活課資料参照） 年度 見附地区 北谷地区 葛巻地区 新潟地区 上北谷地区 今町地区 市総計 １９年度 713 343 335 100 51 449 1,991 ２０年度 695 335 319 90 49 457 1,945 ２１年度 668 347 313 85 49 444 1,906 ２２年度 686 339 312 66 47 461 1,911 ２３年度 674 329 316 78 51 429 1,877 1 地区別就学前児童数の推移 公立保育園児数の推移 【未満児は0～2 歳】（広域入所は除く） 特別保育の実施状況 未満児 障がい児 延長保育 区分 施設数 乳児保育 一時保育 保育 保育 （11 時間） 公立 ７ ４ ７ ７ ３ １ 私立 ４ ３ ４ ２ ３ ０ 2 （２）保育所の経費 （資料１参照） 平成 22 年度決算に見る児童一人当たりの年間経費については、公立保育園では児童 一人当たり約900,000 円、私立保育園では約798,000 円であり、公立保育園が私立保育