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－研 究－ 目 次 Ⅰ 工学研究院の研究目的と特徴 ・・・・・ １ Ⅱ 「研究水準」の分析・判定 分析項目Ⅰ 研究活動の状況 ・・・・・ ２ 観点 研究活動の状況 ・・・・・ ２ 分析項目Ⅱ 研究成果の状況 ・・・・・１２ 観点 研究成果の状況 ・・・・・１２ Ⅲ 「質の向上度」の分析 分析項目Ⅰ 研究活動の状況 ・・・・・１７ 分析項目Ⅱ 研究成果の状況 ・・・・・１７ Ⅰ 工学研究院の研究目的と特徴 １ 目的 工学部は、農学部、医学部に次ぐ３番目の学部として、土木工学科、鉱山工学科、 機械工学科及び電気工学科の４学科で大正 13 年に発足した。その後、新学科の設 立や統合再編を経て、現在は４学科 16 コースで構成されている。工学研究科は、 昭和 28 年に北海道大学大学院の設置とともに発足した。研究重視型の組織及び管 理運営を工学研究科へ移行する「大学院重点化」が平成９年に完了した。国立大学 法人化と同時に情報科学研究科が分離独立して設置されたのに伴い、平成 17 年に 工学研究科が改組され、15 専攻体制となった。大学院教育組織の総合化学院と工 学院への移行に合わせ、平成 22 年に大学院研究組織及び教員の所属組織として工 学研究院を設置し、15 部門の他に瞬間強力パルス放射線発生装置研究室、附属研 究センターとしてエネルギー・マテリアル融合領域研究センター、工学系教育研究 センターとフロンティア化学教育研究センター（平成 24 年設置）を含む体制とな った。 工学研究院は、北方圏及び北海道に位置する「工学研究拠点」として、国際的な 広い視野のもとで新たな研究を切り開き、社会と有機的に連携する工学研究を推進 してきた。自然・人間・社会環境の現状と将来像を踏まえ、社会と環境に責任を持 ち、新たな産業と文明を拓き、高度サービス社会を築く工学、すなわち「拓く工学」 の推進のため、資料１の目的を掲げている。 資料１ 工学研究院の研究目的 項 目 内 容 １．国際的な視点に立っ ・研究成果を国際的に評価の高い学術誌に発表する。 た高い水準の研究 ・共同研究拠点を工学研究院を中心に形成する。 ・国際交流の推進、研究集会の主催などを通じ国際貢献を図 る。 ２．社会的ニーズに応え ・工学の知的資産の形成・継承・深化に資する研究を行う。 る研究 ・環境問題等、人類が直面している諸課題を解決する工学研 究 を推進する。 ３．地域社会に貢献する ・北方圏の工学研究拠点として北方圏に特有な諸問題を解決 研究 す るための研究を推進する。 ・地域の特性を生かした基礎から応用に至る研究、新領域を 開 く研究を積極的に展開し、地域社会に貢献する。 ・研究成果の産業界、地域社会への還元を積極的に進める。 ４．競争的研究資金の積 ・各省庁の科学研究費、民間等からの共同研究費・受託研究