畦畔緑化.PDF

畦 畔 緑 化 ―― あぜ管理 省力化のご提案 ―― 芝生で畦畔緑化！ 畦畔の除草は、畦畔の保全／雑草の侵入防止／雑草種子の混入防止／害虫やネズミ等の畦畔の保全／雑草の侵入防止／雑草種子の混入防止／害虫やネズミ等の 畦畔の保全／雑草の侵入防止／雑草種子の混入防止／害虫やネズミ等の畦畔の保全／雑草の侵入防止／雑草種子の混入防止／害虫やネズミ等の 駆除・発生防止駆除・発生防止などの上でとても大切な作業といえます。しかし法面での、そして夏場の 駆除・発生防止駆除・発生防止 除草作業は身体的負担が非常に大きく大変です。従来の除草対策である畦畔のコンクリー ト舗装やゴム製シートによる被覆といった方法は、景観的に美しくなく、また水辺と陸地 を分断するため生態系保全の上でもあまり良いとは言えません。シバザクラなどによる植 栽は、景観的に美しいものの、高価でかつ手間がかかってしまいます。 芝生による畦畔緑化芝生による畦畔緑化によって、景観や生態系の機能を維持しつつ、大変な畦畔での除草 芝生による畦畔緑化芝生による畦畔緑化 作業を省力化することが可能となります。 畦畔芝生化の特徴 畦畔芝生化の効果 ●草刈作業を軽減できる ●安価に導入可能 通常の畦畔除草作業に比べ負担が少なく（時間にして3分の1 程度というデータも）、女性やお年寄りでも作業可能で、少し ずつ行うことで労働のピークを分散させることができます。 ●違和感のない景観 ●あぜが崩れるのを防ぐ 芝草の根が土の飛散を抑え、葉が雨滴による侵食を防ぐので、 長いあぜでも崩れません。 ●多少のメンテナンスが必要 ●あぜの雑草発生を防ぐ 芝草が密に生育することで雑草が侵入しにくくなり、また土表 面を覆うことで雑草の発芽を抑制します。 ★播種を行う二週間前に除草剤を散布してください。 施工方法 ★初夏と秋の年二回程度刈込みを行ない、適宜除草剤を散布してください。 ★極端な乾燥が続く場合は散水することをお勧めします。 ①資材を揃えます ②水槽に養生材を入れます ③よく練って養生材をほ 養生材が十分にほぐれた ④芝草種子を加えます ぐします 状態 ⑤さらに混ぜ合わせます ⑥侵食防止剤を加えてさら ⑦混ぜ終わったものを法 ⑧上下からむらなく散布 むらなく散布した状態 に混ぜ合わせます 面に手播きします します 播種直後の様子 発芽の様子 成長の様子 ほふく茎が地表面を伸び 芝草が十分に成長した様子 る様子 理想的な芝の状態 高密度 適度な草丈 健康な芝草 芝の密度が高いほど、土壌 草丈が高くなりすぎると密度が 生育不良の芝草では、病害虫 を抑える力や雑草を抑制す あまり高くならず、雑草が侵入 が発生しやすく、雑草との競 る力が大きくなります。 しやすくなってしまいます。 合にも負けてしまいます。 管理・施工のポイント ●適切な刈込み ◆刈込みを行な