研究开発成果报告书.PDFVIP

平成２３年度 補正予算事業戦略的基盤技術高度化支援事業 「近赤外線分光法による食品混入毛髪の非破壊探知装置の開発」 研究開発成果報告書 平成２５年２月 委託者 東北経済産業局 委託先 地方独立行政法人青森県産業技術センター 目 次 第１章 研究開発の概要 ・・・1 １－１ 研究開発の背景・研究目的及び目標 ・・・1 １－２ 研究体制 ・・・2 １－３ 成果概要 ・・・6 １－４ 知的財産権等の取組状況 ・・・7 １－５ 当該研究開発の連絡窓口 ・・・8 第２章 本論 ・・・9 ２－１ 食品・毛髪の分析と認識検証 ・・・9 ２－１－１ 毛髪成分の帰属波長に関する基礎的研究 ・・・9 ２－１－２ 近赤外照射及び受光機構の開発 ・・・12 ２－１－３ 光ファイバー形状の開発 ・・・14 ２－１－４ 高精度・高安定性分光部の開発 ・・・15 ２－１－５ 表示・操作部の開発 ・・・17 ２－１－６ 搬送並びに筺体の開発 ・・・18 ２－１－７ 毛髪探知装置の構築 ・・・20 ２－２ データ取得方法に関する研究開発 ・・・23 ２－２－１ 光スイッチによる多点全方位測定、受光システムの開発・・・23 ２－２－２ 計測・制御部の開発 ・・・24 ２－２－３ 組込みソフトウェアの開発 ・・・27 最終章 全体総括 ・・・29 研究開発の概要 １－１ 研究開発の背景・研究目的及び目標 （１）研究開発の背景 通常、食品製造業界における食品の毛髪や体毛等の異物検査は目視で行っていた。 産業機械製造業界は菓子等の製造ライン上で対象物を撮像し、画像処理による検査 装置を製品化したが、まつ毛や眉毛といった短いもの、また対象物である食品の色 によって認識できないという欠点があった。また、毛髪は食品表面に付着した観察 できる範囲に限定され、内部混入は未だ検出できていない。 物質の成分分析を非接触で行う手段として近赤外分光法がある。この特徴は、物 質の成分