第5学年社会科.docVIP

１．単元名　　わたしたちの生活と食料生産 ２．単元の目標 ?我が国の農業や水産業について、さまざまな食料生産が国民の食生活を支えていること、主 な食料生産物の分布や土地利用の特色、食料生産に従事している人々の工夫や努力などを理解できるようにし、我が国の食料生産の発展に関心を持つようにする。 　　?我が国の農業や水産業について、地図、地球儀、資料などを用いて調べ、表現するととも に、それらは国民の食料を確保する重要な役割を果たしていることや自然環境と深い関わりを 持っていることを考えようとする力を育てる。 　○食育の視点　[小単元（これからの食料生産とわたしたち）について]　　 　?正しい知識?情報に基づいて、食物の品質及び安全性等について自ら判断できる正しい能力を身に付ける。 　　?食物を大切にし、生産等にかかわる人々へ感謝する心をもつ。 　　?各地域の産物、食文化や食にかかわる歴史等を理解し、尊重する心をもつ。 ３．小単元（これからの食料生産とわたしたち）について　　　 児童の食生活は、食べたいものを食べたいときにすぐに食べることができるほど豊かであるが、食材がどのようにできているか、生産者の思いや願い、また、安全性やこれからの農業について考える機会はほとんどないといえる。 毎日食べている給食の食材選びを通して、どのようなことに気をつけて安全な食料を選べばよいかを導入とし、食料の生産や安全性に関心を持つ。さらに、日本の食料自給率などの問題についても考え、これからの農業について、消費者としての選び方も大きく影響することも含め、生産者の立場にも立ち、考えさせたい。 ４，学習の流れ （全26時間） （１）米作りの盛んな地域（１２時間） （２）水産業の盛んな地域（８時間） （３）これからの食料生産とわたしたち（６時間） ○安全な食材選び（1時間） ??本時 　　　　?給食の食材選びを通して、安全性や自給率についての問題について考える。 ○日本の農業のこれから（２時間） ?農業で働く人の減少?耕地面積の減少?輸入食品などに、日本の農業について考える。 ○消費者と生産者が共に考える食料生産（２時間） ?これからの農業は、生産者だけの問題ではなく、自分たち消費者がどう選ぶかによっても影響することも知る。 ○まとめとふりかえり（１時間） ?これまで、調べたことや学習したことをもとに、まとめを発表し、他の人に意見を聞き、理解を深める。 ５．本時の学習 （１）本時の目標 ?給食で、安全な食材を選ぶにはどんなことに気をつけているか知る。 　　　 ?安全な食料を作っている生産者の願いを考える。 （２）本時の展開 　　　　　　　　　　　　　　?○???場の構成、☆???評価、◇???支援?　 学習活動 　指導者の役割 ?給食の材料の中で自分たちの住んでいる地域で作られている農作物を考える。 ?地場産以外に給食で安全な食材を選ぶ時どんなことに気をつけているか知る。 ?地場産や国内産の農産物のよいところを考える。 ?給食の食材選びで、わかったこと?考えたことをまとめて発表する。 ?自分の食生活で、安全性を確認したり、自給率向上について考える。 ○地産地消について知らせる。 ＊地産地消は地元でとれたものを地元で消費すること。 給食では ＊じゃがいもと玉ねぎなどがとり入れられてい　　　る。 ＊お米は七分づきの○○米を使用している。 ＊農薬や化学肥料に気をつけて作っている。 ◇生産者の紹介カードや生産地の写真などを準備し ておく。 ○できるだけ国内産の有機農産物の野菜や果物をとり入れていることを知らせる。 ?安全な食材を選ぶ　 ?旬の食べ物を使う。 （旬のものは農薬の使用が少ない） ○地場産?国内産の農産物のよいところを考えさせる 　　?生産地や生産者がわかる。 ?安全性が確認できる。（農薬?肥料など） ?新鮮である。　?栄養が豊富。 ?遠くから運ばないので、そのために食品添加物や農薬を使わなくてもいい。 ☆給食の食材選びを通して、安全な食材を選ぶためにどのようなことに気をつければよいか理解し、自分の生活に活かせることを考えさせる。 (知識?理解)　 （関心?意欲?態度） ○日本の食料自給率を知らせ、これからの農業の在り方を考えるようにつなげる。 ☆安全性?自給率についても、自分ができることは何かを考える。 （思考?判断） １．題材名　　料理って楽しいね　おいしいね　～１日のスタートは朝ごはんから～ ２．題材の目標　 ?朝食を通した家族とのつながりに気付き、自分で朝食づくりへの意欲を持つ。 食品の体内での主な働きや、いろいろな食品を組み合わせて食べることの必要性を知り、元気な１日がスタートできる調和のよい朝食を工夫