第16回 九州电子显微镜技术研究会プログラム - 九州大学医学部.docVIP

＜第回　九州電子顕微鏡技術研究会【日　　時】平成年9月1日（土曜日）　9：30～17：00 【場　　所】 九州大学 伊都キャンパス　西講義棟３階第４講義室 【参 加 費 500円 15：20-15：45　　メーカー講演4「共焦点?????走査型顕微鏡FLUOVIEWのご紹介」???????露木啓 15：45-16：10　　メーカー講演5「???の高速共焦点?????顕微鏡A1のご紹介」????田村哲 16：10-16：35　　メーカー講演6「ClairScope：大気圧走査電子顕微鏡のご紹介」日本電子?西山英利 16：35-16：55　　会計報告?世話人の退職に伴う功労賞授与式 16：55-17：00　　閉会の挨拶 （高出明美） 17：10　　バスにて懇親会会場へ第22回　九州電子顕微鏡技術研究会抄録 受付開始（09：30）　開演挨拶（10：00）　開　会（10：02）　閉　会（17：00） http://www.med.kyushu-u.ac.jp/nano/ （10：00-10：02）司会：佐々木正文　　　　　　　　開会の挨拶 ＊講演時間には質疑も含めます。 （10：02-10:50）座長：金丸孝昭 特別講演１）：「材料力学場設計による細胞機能制御：メカノバイオマテリアルの創製」 演　者：所　属： 要　旨：（10：50-11:30）座長：渡辺美登里 　特別講演２）：「水素エネルギー技術の現状と電顕研究への期待」 　演　者： 　所　属：：1：30-11:50）座長：佐々木正文 　 一般演題１）：「血小板形態の経時的変化」 演　者：所　属：： （11：50-12:10）座長：平田和穂 　 一般演題２）：「電子顕微鏡にふれて」 演　者：都合亜記暢 所　属：：4月1日より、久留米大学電子顕微鏡室に職を得て、日々新鮮な発見や、不慣れさゆえの困難と格闘しています。工学部出身者である私が、何故医学部の電子顕微鏡室で働いているのかと言うと、元々私が大学生時に所属していた研究室では、蛍光試薬の有機合成に取り組んでおり、その関係で九州大学と共同実験を行うため、派遣研究員として配属された事がきっかけでした。私が所属していた礒部研究室が作製していた蛍光試薬はFluolidと言う、元来有機ELの開発に使われていた物を応用した次世代の蛍光物質で、この蛍光試薬は退色する事が無い上、私達の行った追加実験によって、アルコールの脱水作用により、更に蛍光がシャープに検出される事が分かりました。この蛍光試薬の特性が、九州大学中央形態分析室の、蛍光顕微鏡とSEMの性質を組み合わせた次世代型SEM「FL‐SEM」開発者である金丸氏の目にとまり、共同実験を行うに至ったものです。 　研究が進むにつれ、様々な顕微鏡に触れる機会があり、特に電子顕微鏡の奥深さにひかれ、電子顕微鏡関係の仕事に就きたいと思っていた所に、タイミング良く久留米大学電子顕微鏡職員の募集があり、受験した結果、見事採用となりました。そんな私ですが、この半年で身に付けた技術の中で最も感動し、実用的であると感じた物は電子線トモグラフィーです。ご存知の方も多いとは思いますが、この技術はTEM像の角度を変えて写真を大量に撮り、画像を立体再構築し、3D画像を得る手法です。従来のTEM像では二次元的なデータしか取れませんでした。ところが電子線トモグラフィーを用いると、二次元的高分解能像だけではなく、スライス像などにしたZ軸方向の情報をもとめる事が出来ます。しかし私たちが問題視しているのが、同じ部位の写真を撮る事によっておこる樹脂の収縮です。このため、三次元解析技術でありながらこの手法には定量性が無いと言われています。我々はその解決の為に、新しい包埋樹脂の検討や電子線量と樹脂収縮率の関係について再検討を行い、この定量性について問題をクリアできるよう努力しています。しかし、このような技術をより一般的にするためにも、さらに産学官の交流を活発化する必要を感じるとともに、私自身、電子線トモグラフィーの操作、画像処理に習熟した技術者になるべく、学ぶ必要を感じています。それゆえ、この電技研の様な場は、情報交換の場も兼ね、私にとっても非常に有効であると思います。 　まだまだ初心者で、とても口演など出来る身分ではございませんが、この様な発表の場を設けて頂いた主催者の皆様に感謝します。次世代形態研究の電子顕微鏡の担い手を目指して、この半年で得た技術や困難、感じた事をお話させていただきたいと思います。 （12：10-12：50）　　　　　　　　　　　　　　昼　　　　食 伊都キャンパス生協食堂やビッグオレンジをご利用下さい。 http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/ito_info/