-品川田町车両基地再开発计画-.PDFVIP

HoseiUniversityRepository Vol.2 2013 3 法政大学大学院デザイン工学研究科紀要　 （ 年 月）　 法政大学 Tokyo PLACE Jam -品川田町車両基地再開発計画- Tokyo PLACE Jam A PLAN TO REDEVELOP SHINAGAWA-TAMACHI RAILYARD 持永篤史 Atsushi MOCHINAGA 主査　渡辺真理　　　副査　大江新・陣内秀信　 法政大学大学院デザイン工学研究科建築学専攻修士課程 　This is a proposal for new type of compact city . The compact city has huge Green Roof. It gives more comfortable life to the people who live in. And, the city has various type of architecture. It makes the city more complex and rich. Key Words : Compact city, 3rd place, Infrastructure, Node - 品川田町車両基地再開発計画 - 00.はじめに 山手線新駅建設 　人々が求める都市の在り方は、国際化や経済成長に伴い、　現在、JR 東日本により山手線の品川―田町間に新駅の建 常に移り変わっている。都市において人々は、仕事や学習、設が検討されている。新駅が予定されているのは、品川駅 又は居住をする。これらの明確な目的要素を受け容れる器 の北側約１キロの地点。両駅間は２・２キロと山手線の駅 としての機能が、都市には求められる。 間で最も長い。新駅には並走する京浜東北線も停車する計 　一方で、都市には具体的な機能として表出する事の無い、画となっている。 「場」としての役割が存在する。しかし、高度発展した現代 の都市では、用途が明確に定義される事で、隙の無い都市 新駅周辺車両基地再開発 となり、無目的な「場」が入り込む余地を失っているよう 　再開発が計画されているのは、品川―田町駅間にある車 に見受けられる。 両基地「品川田町車両基地」（20ha）の跡地約 15ha。大規 　国際化・多様化の進む現代社会において、それらは都市 模なオフィス街や商業施設の建設が予定されている。国際 におけるポテンシャルであり、そこで生活する多様な人々 便が拡大している羽田空港にも近いことから、国の「国際 が自然と関わり合いを持ち、交流する事のできる「場」を 戦略総合特区」に指定された。国は特区で働く外国人の入 提供する事が、都市における真の役割なのではないだろう 国審査などに関する規制を緩和、都は特区内の企業の法人 か。