航空システムの高度化に向けて要点.pdfVIP

http://www.enri.go.jp 第16回電子航法研究所発表会 航空システムの高度化に向けて 監視、通信及び基盤的･横断的技術から 2016年6月10日 電子航法研究所 監視通信領域長 仲田 貴文 Surveillance, Communication and More for Air Navigation Upgrade 1.取り組んでいる研究分野 （基本イメージ） 航空交通の安全、円滑、効率性向上を主眼に、航空交通システムの高度化に貢献 するための監視、通信システム等に係る研究開発を実施 航空交通システム(Air Traffic/Navigation Systems) 航空交通管理（Air Traffic Management) 主にCNS３分野の無線・通信技術で支援・実現 通信（Communication） 航法（Navigation） 監視（Surveillance） 航空機（空）と管制官（地上）が 航空機（空）が 管制官（地上）が 音声等のやりとりをする 自分の位置を知る 航空機（空）の位置を知る 1 Surveillance, Communication and More for Air Navigation Upgrade 1.取り組んでいる研究分野（基本+ α） 監視通信領域の研究の背景 監視 判断 判断 状況認識 空対空監視 空対空監視 判断 通信インフラ＝DL, 音声通信 意思伝達（指示、要求など） 認識 SWIM-情報管理 認識 判断 判断 常に進展する運航情報等の共有、協 調的意思決定 センサ 状況認識 航空システムの異常検出、安全対策、保安対策 Surveillance, Communication and More for Air Navigation Upgrade 2 ２.今中長期における研究の方向性 (1) 航空システム高度化に係る航空界の動向 航空交通システムの現状と将来に係る世界規模での議論  航空交通量増に対する容量拡大  運航効率の向上  環境の保全 ◇ ICAO ：「Global Air Navigation Plan (4th Edition) 」(2013～) 「Aviation System Block Upgrades」(2013～) ◇ 航空局：「将来の航空交通システムに関する長期ビジョン」(2011～) ◇ ENRI: 「研究長期ビジョン」改訂(2015～) 3 Surveillance, Communication and More for