Space Syntax理論を用いた空間構造把握とまちの認識度.PDFVIP

Space Syntax理論を用いた空間構造把握とまちの認識度に関する研究 ～大分市大道地区におけるケーススタディ～ Seiji SATO and Yuji KOBAYASHI, Architecture and Urban Planning Lab. Yuki Yamasaki Background and Purpose Space Syntax理論を用いた空間構造把握とまちの認識度に関する研究 近年、まちづくりが全国各地で行 われており、「住民参加」の意識 から、公共事業をはじめとし様々 な場面でワークショップが用いら まちづくりWSを通 Space Syntax理論 れるようになった して、子どもたちが を用いて空間解析を 実際に遊ぶ場所など 行いまちの中心性の を見つけ出す ある場所を抽出する 人を育てる しかし、現状は・・・ Space Syntax理論を用いて把握されたまち 大人の理論だけでまち の空間構造と子ども達のまちに対する認識や が形成されている その対象となっている要素との関連性を明ら かにする これからのまちづくりの中に将来 を担う子どもたちの意見を取り入 れる必要がある Seiji SATO and Yuji KOBAYASHI, Architecture and Urban Planning Lab. Yuki Yamasaki Outline of a Space Syntax theory Space Syntax理論を用いた空間構造把握とまちの認識度に関する研究 Space Syntax理論とは、1980年代前半に英国のBill Hillierらによって開発された、都市の オープンスペース構造とそこで発生するアクティビティを分析する手法である 空間の位相関係（つながり）を解析する 都市のオープンスペースの特性を把握 歩道を含む歩行者が自由に経路選択できる大分市内を通 る道路をオープンスペースと定義 まちの中心性のある場所を把握するための手法 Seiji SATO and Yuji KOBAYASHI,