地域SNSの可能性.pptVIP

地域ポータルサイト基盤としての地域ＳＮＳの可能性 国際大学GLOCOM　研究員地域SNS研究会　事務局庄司 昌彦　（shoji@glocom.ac.jp） 本日の話題 自己紹介?地域SNS研究会について コミュニティ＋地域ポータル 地域SNSの動向（概要） 事例紹介 地域SNSの将来展望 自己紹介 経歴 東京都葛飾区生まれ、埼玉育ち 2002年、中央大学大学院総合政策研究科修了、修士（総合政策）　※文系 2002年より、国際大学GLOCOM研究員 2006年より、実践女子大学非常勤講師 2006年より、地域SNS研究会事務局 主な関心 情報社会学、地域情報化、電子政府?自治体、e-democracy 著書（共著） 『情報アクセシビリティ　やさしい情報社会へ向けて』、NTT出版、2005年。 『コミュニティ　eデモクラシーシリーズ第3巻』、日本経済評論社、2005年。 『クリエイティブ?シティ　新コンテンツ産業の創出』、NTT出版、2007年。 『地域SNS最前線　Web2.0時代のまちおこし実践ガイド』アスキー、2007年。 地域ＳＮＳ研究会（2006年3月～） 地域ＳＮＳ研究会の成果 出版 『地域SNSーソーシャルネットワーキングサービスー最前線　Web2.0時代のまちおこし実践ガイド』（アスキー） 庄司昌彦　（地域SNS研究会事務局、国際大学GLOCOM） 三浦伸也　（かわさきソーシャルネット、東京大学大学院） 須子善彦　（慶應義塾大学大学院） 和崎　宏　（ひょこむ、インフォミーム、兵庫県立大学大学院） 「2010年の地域SNS」プロジェクト 人情報×位置情報×ビジネスの将来像予測 5つの地域SNS＋GREE＋マップファンが参加 コミュニティ＋地域ポータル どんな地域ポータルサイトを作るか Web2.0 コンテンツや技術の提供の仕方、要素技術の組合せ方、サービスの使い方などのあり方の新潮流 ユーザーによる情報の自由な整理 枠組みに捉われずユーザー自身が自由に情報を整理する 例：Flickr、はてなブックマークなど リッチなユーザー体験 Ajaxなどの技術を応用してサービスを構築し、豊かなユーザ体験を提供する 例：Googleマップ、Gmailなど 貢献者としてのユーザー ユーザーによるレビューやユーザーによる評価がコンテンツの構築に貢献し、結果的にそれがサービスとして蓄積される 例：AmazonのレビューやGoogleのPageRankなど どんな地域ポータルサイトを作るか ロングテイル ニッチ商品や顧客基盤でサービスやビジネスが成立 例：Google Adsenseなど ユーザ参加 開発やコンテンツ制作等にユーザが積極的に関わる 例：ブログ、SNSなど 根本的な信頼 ユーザを信頼し、知識を共有し共に発展させていく 例：Wikipedia、オープンソースなど 分散性 ネットを通じてファイルやサービス、プログラムを共有?交換したり組み合わせたりしてサービスを成立させる 例：ファイル共有ソフトなど 例：西荻ゐき（http://nishiogi.la-luna.jp/）西荻の商店?飲食店や病院などに関する連絡先?口コミ情報のデータベース。 コミュニティ＋情報提供 熊本県八代市「ごろっとやっちろ」 市からの「お知らせ」を市の公式サイトに表示した場合、わざわざアクセスしてきた市民にしか伝えられない 市民が普段から利用しているウェブサイトに「お知らせ」も表示すれば、より多くの人の目に触れる 市が設置したSNSを市民の日常的な「ネット上の居場所」としてもらい、そこに市からのお知らせを表示 各ユーザの［カレンダー］欄に各自が書き込んだ予定やコミュニティの予定と共に「7か月児検診」等の情報を表示 火事?大雨等の緊急事態が発生すると、トップページにお知らせが表示され、携帯電話にもメールを配信 通常のお知らせはSNS画面上で提供し、緊急情報は携帯電話（＝各個人）向けのプッシュ型サービスを組み合わせる 地域SNSの動向（概要） 地域ＳＮＳの動向（概要） サイト数 2004年12月に八代市で初のサイト 2005年秋頃から加速度的に増加 2007年1月末現在200ヶ所以上 急増の原因 mixiの普及 機能や使い勝手への不満と、SNSの特徴やメリットの認識 総務省実証実験 広く認知されるきっかけ OpenPNEの登場と普及 無料?オープンソース 地域ＳＮＳの動向（概要） 運営者の姿 自治体 民間企業（システム開発、通信、新聞?放送等）、LLP 「ナナロク世代」前後、非パソコン通信世代、起業家精神 NPO、任意団体、個人 協働運営（自治体とNPO、自治体と民間企業等） ユーザーの姿 男性＞女性 最初は男性が多く