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反応速度式の正しい求め方
講
座
226 化学と教育 58巻 5号(2010年)
化学の大学入試問題を考えるための基本講座
反応速度式の正しい求め方
ISHIDA Takayuki
石田 尚行
電気通信大学情報理工学部先進理工学科 教授
反応速度は反応物質の濃度のベキに比例する。単純な反応では,ベキと化学量論係数とは一致することがある。しかし,多段階反
応では一般にそうならない。たとえば,反応式 a A + b B → c C + d D に対して,直ちに反応式から反応速度式を v=k[A]a[B]b と
書くことはできない。速度式を導くには,反応機構に関する知識が必要となる。原系が 2成分なのに一次反応速度式に従うという例
をやや詳しく解説する。触媒の役割は,中間体を経由させて反応経路を変えるものと理解する。反応速度と反応次数を測定する実験
の手法も紹介する。
1 は じ め に
本号の一連の講座の目標は,次の論理の誤りを指摘する
ことである:「化学反応式から直ちに反応速度式を導くこ
とができる。正逆の反応速度の釣り合いから『化学平衡の
法則』が求められる。」
この前半部分は完全に誤りである。実に大学入試問題に
すら,この論理に基づく作問が後を絶たないのだという。
本講座では,反応速度式の成り立ちの理解を深めることに
よりこの誤解を払拭したい。反応式:
a A+b B → c C+d D
に対して(A~Dは物質,a~dは化学量論係数),反応式
から反応速度式を v=k[A]a[B]b と書いてはいけない。本
稿ではこの点を掘り下げて行く(以下,反応一般式として
は上記を考えることにする。角括弧は濃度を表す)。
2 化学反応式と反応速度式
反応速度論は,反応基質と試薬の濃度と反応速度との関
係を明らかにする学問である。目標は反応機構の解明にあ
る。そして,反応速度と反応機構との関係を十分に理解し
た上で,さまざまな疑問が解決できる。例えば,反応が一
段階で進行するのか多段階で進行するのか,どこが律速段
階か,そこでは何分子が関与しているのか,などである。
反応速度は,反応物質の濃度のベキに比例する。単純な反
応では,ベキと化学量論係数とは一致することがある。し
かし,多段階反応,中間体を経る反応では,一般にそうな
らない。反応式から反応速度式を書く(あるいはその逆)
ことはできない。以下のようなスチレンやエチレンなどの
重合反応を例として示すのがもっとも効果的であろう。
n A→ An
この反応が理想的に進行したら,反応次数は無限大になっ
てしまう! そして同時に,重合反応は,開始段階,連鎖
段階,停止段階という多段階が含まれていたことも思い出
されるに違いない。
別の例として,次の加水分解反応を挙げる:
CH3CO2C2H5+H2O → CH3CO2H+C2H5OH
この場合,v=k[CH3CO2C2H5]のように反応基質だけの一
次反応速度式となる。「溶媒(水)は大量にあるから[H2O]
は定数扱いとなり,反応速度定数 kの内側に入れた」とし
て,一件落着のように見える。しかし,この反応速度が酸
触媒[H+]の濃度の一次にも比例するという実験事実を
知ると,この説明には満足できなくなる。
速度式を書き下すことと,反応機構を理解することとは
表裏一体の関係にある。詳細については数々の成書がある
からそれに譲るとして 1),ここでは「多段階反応」という
キーワードに着目して,論点を絞って説明する。
3 多段階反応と律速段階
有機化合物の反応は大変にバラエティ豊かであるから,
反応速度論の学者にとって格好の題材を提供してきた。そ
してこの発展が有機電子論や物理有機化学の黎明期に重要
な役割を果たし,反応機構の類型化が進められた。反応中
間体には,カルボニウムイオン*1,カルボアニオン*2,ラ
ジカル*3 などがある。高校教育や入試作問の現場では直
接これに触れることはできない。しかし教育者や作問者は,
この背景については知っておく必要がある。
反応が多段階からなる場合,各段階の反応を素反応と呼
ぶ。素反応のうちで,第一段階が律速段階となることが多
い。簡単のために二段階からなる反応のエネルギー準位図
のモデル(図 1)をご覧いただきたい。
第一段階は,反応原系から中間体へ進む段階である。一
般的には反応中間体は不安定なものが多いから,高いエネ
ルギーを持つように描いてある。第二段階は,中間体から
講
座
227化学と教育 58巻 5号(2010年)
講座
生成系を与える段階である。中間体は短寿命であり,存在
したとしても低濃度であるという事実は,第二段階の活性
化エネルギー(Ea(2))がそれほど大きくないことのあら
われである。第一段階の活性化エネ
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