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インバウンドを見据えた着地型観光調査 【報告書】 平成２７年 ３月 観光庁観光地域振興部観光資源課 目 次 第１章 本業務の目的および実施方針 １ 本業務の背景 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2 ２ 本業務の目的 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 ３ 本業務の実施方針 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 ４ 本業務の内容 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 第２章 先進地域の事例調査 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5 １ 先進的な地域の調査 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6 ２ 先進的な地域候補の選定 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9 ３ 先進的な地域の選定とヒヤリング調査 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 11 ４ 事例集の作成 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 13 第３章 地域のモデル調査 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14 １ 千葉県 成田空港周辺地域 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 15 ２ 静岡県 富士地域 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 20 ３ 石川県 加賀地域 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 24 ４ 鹿児島県 鹿児島市 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 30 ５ モデル地域の紹介 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 34 第４章 第三者有識者委員会の開催?手引書の作成 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 38 １ 第三者有識者委員会の開催 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 39 ２ 手引書の作成 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 41 第１章 本業務の目的及び実施方針 １ 本業務の背景 ２ 本業務の目的 ３ 本業務の実施方針 ４ 本業務の内容 第１章 本業務の目的および実施方針 １ 本業務の背景 ２００３ 年に始まったビジット?ジャパン事業が実を結び、１０周年目に当たる２０１３ 年に訪 日外国人旅行者数は史上初の１０００万人を達成した。さらに２０００万人の高みを目指した取 組が進めば、ますますの訪日外国人増加が予想される。 昨年、一般社団法人日本旅行業協会が、観光庁に提出した「訪日外国人旅行者２０００万 人達成に向けた提言書」には、「旅行需要の地域への分散」や、大都市と地域訪問の「バラン スへの留意」が、２０００万人の高みを目指すために解決すべき課題として挙げられている。 すなわち、訪日外国人を増やすためには、「インバウンド対応が出来ていない地域、また、イ ンバウンドに取り組みたくてもどうしてよいのかわからない地域」においても積極的な受け入れ 体制の構築が望まれ、従来は地域が国内の需要に向けて磨き上げてきた観光資源も、訪日 外国人向けに提供する機会が生まれ、地方におけるインバウンド対応の追い風となることが期 待される。 ２ 本業