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Enterprise Architect 日本語版 UML プロファイル 作成と利用ガイド UML Profile guide by SparxSystems Japan Enterprise Architect 日本語版 UML プロファイル 作成と利用ガイド Copyright (c) 2003-2005 SparxSystems Japan Enterprise Architect 日本語版 UML プロファイル 作成と利用ガイド 1.はじめに UML では、ステレオタイプを利用することで既存の要素に意味を追加し、拡張して利用 することができます。このステレオタイプは個々の要素に対して個別に指定することもで きますが、ステレオタイプの意味と適用するUML 要素を決めておくことで、そのステレオ タイプに強い意味を持たせて利用することができます。 例えば、Enterprise Architect の既定値で利用できるステレオタイプつき要素には次のよ うなものがあります。これらの要素は、UML2.0 で規定されています。 deployment spec datastore DeploymentSpecification1 Object 8 これらの要素は、元々はそれぞれクラスとオブジェクトですが、ステレオタイプを付加 することで、別の意味を持つようになっています。このようにして、ステレオタイプとそ のステレオタイプを適用させる対象を決めることで、UML の意味を拡張することができま す。 さらに、ステレオタイプの内容は独自に決めることができますので、例えば「新規」 「既存」などのステレオタイプを定義して、分析段階で利用するような使い方もでき ます。こうしたステレオタイプを利用することで、その要素が持つ意味をよりわかりやす く、視覚的に表現することができます。Enterprise Architect では、こうした定義済みのス テレオタイプに対して、色を指定したり画像ファイルを指定したりすることで、よりわか りやすく利用することもできます。 UML プロファイルとは、上記のようなステレオタイプとその適用可能な要素の情報をひ とまとめにしたものです。それぞれのUML プロファイルには、例えばビジネスモデリング や XML スキーマのモデリングなど、目的や用途が定義されています。また、ステレオタイ プと同じく UML を拡張する手段であるタグ付き値も、UML プロファイルで設定すること ができます。 このドキュメントでは、UML プロファイルをプロジェクトで利用する方法の説明と、自 分でオリジナルの UML プロファイルを作成するための方法について紹介いたします。 Copyright (c) 2003-2005 SparxSystems Japan Enterprise Architect 日本語版 UML プロファイル 作成と利用ガイド 2.UMLプロファイルの利用 Enterprise Architect で利用できる UML プロファイルは、スパークスシステムズジャパ ンのWeb サイトからダウンロードすることができます。 http://www.sparxsystems.jp/uml_profile.htm このページからは、UML を利用してプロセスを分析設計するための SPEM(Software Process Engineering Metamodel)や UML を利用してWeb アプリケーションの設計を行う ための WebProfile などをダウンロードすることができます。これらの UML プロファイル は、書籍や OMG の仕様などで定義・紹介されているパブリックなものです。Enterprise Architect の UML プロファイル機能でどのようなことが実現できるかわからない場合には、 こうした既存のU